屋根塗装

❷ 下塗り

浸透性のある下塗り材(シーラー)で下塗りを行います。上述した通り、当社ではスレート屋根の塗装を行う場合、下塗りは２回実施するなど強固な下地作りにこだわっています。
また最近では、浸透だけでなく造膜(表面に膜を形成)するタイプの強化シーラーを採用するなど、施工品質の強化を図っています。

❸ 下塗り(鉄部)

スレート屋根の塗装では、棟板金や雪止めなどの「鉄部」の下塗りを忘れてはいけません。この鉄部にはプライマーという錆止め効果のある下塗り材を塗装します。スレートにはシーラーを塗ったが鉄部には専用の下塗り材を塗らないというのは、よくある手抜き工事の一つです…。

❹ タスペーサー取付け

屋根塗装が原因で、逆に雨漏りする場合がある事をご存知でしょうか？
それは、スレート同士の隙間が塗料で埋まってしまうとスレート内部に侵入した水が外へ排出されにくくなり、雨漏りへと繋がってしまいます。経年劣化により、初めての屋根塗装の場合や、スレートが経年劣化でちょうどよく反っている場合などはタスペーサー取付けは不要です。

❺ 中塗り・上塗り

ここまでくると、ようやくご家族で選んで頂いたお色の塗料を塗る作業となります。前作業により、既に強固な下地形成は完了しているので、当社としても安心して屋根がきれいなお色に変わる事を楽しみながら作業を進められます。

❻ 完了！

劣化や汚れ蓄積が進んでいた屋根が、こだわりの屋根塗装によりピカピカに生まれ変わりました！塗料の吸込みが激しい屋根材ですが、塗りムラも無く新築時以上の輝きです！

※ 屋根塗装により屋根材表面が滑らかになると、冬季の落雪が発生しやすくなる場合がございます。雪止めの追加などもお気軽にご相談ください！

★ 板金屋根の場合

板金屋根は夏季の室温上昇原因となるため、当社では遮熱塗料を使用しております。一般塗料と遮熱塗料を比較した場合、夏季の屋根表面差は１０数度、室温差は４度というメーカー実験結果も出ております。室内を快適にしたいお客様には特におススメです！

※ 遮熱効果は、建物仕様や断熱材等のスペックにより異なります。