シーリング打替え時期の目安について
だいたい10年前後でシーリング打替え時期となります。
特に、新築時は建築コスト削減のためシーリング材は一般グレードが使用されている事がほとんどのため、
施工方法によっては7〜8年程度でシーリングに断裂などの不具合が発生する場合も多く見受けられます。
現役のシーリング職人である代表渡部が熱く解説!
外壁をきれいにするのは塗装!
お家を守るのはシーリング!
お家を守るのはシーリング!
実は、外壁の痛みや雨漏りなどは、ほとんどがシーリング劣化に原因がある事をご存知でしょうか?
それは、外壁の大敵は水であり、その水の侵入を防ぐのはシーリングだからです。
ズバリ、お家をキレイにするのは塗装!お家を守るのはシーリングです!
塗料にもグレードがあるように、シーリング材にもグレードがあります。シーリング材でおススメしたい商品は1つ、それはオート化学工業(株)のオートンイクシードです。
一般品は10年前後が寿命ですが、こちらのオートンイクシードは寿命(期待寿命)が30年となっています。
特 徴
オート化学工業㈱が新規開発した「LSポリマー」の誕生により、経年で流出する可塑剤を配合せずに優れたシーリングの柔軟性を実現。
経年による硬質化を防ぎ、柔らかさを長時間維持する事で長寿命化を実現しました。
耐久・耐候試験結果
打替えと増し打ちの違いに要注意!
同じシーリング工事でも、2種類の施工方法が存在する事をご存知でしょうか?
OK! 打替え
古くなったシーリングを撤去し、新しいシーリングを奥まで打込み
NG! 増し打ち
増し打ち 古くなったシーリング材はそのままで、その上にシーリングを打込む
実は、シーリング業界では増し打ちはご法度(手抜き)の工事として考えられていますが、戸建住宅の外壁塗装業界では、シーリングの増し打ちは多くの業者が行っております。それは、「塗装は得意だが、シーリング施工は慣れていない」というシンプルな理由です。
お家を守るためには、シーリングは必ず打替えで!
動画で詳しく解説!
❶ 古くなった既存シーリング撤去
シーリングの打替えは、外壁の板間目地やサッシ廻りの既存シーリングを撤去する事から始まります。ポイントは、外壁やサッシをカッターでキズ付けない事、シーリング(薄皮)の取り残しがないようきれいに撤去する事です
シーリングは3面接着ではなく、2面接着が長持ち!(断裂しにくい。)
2面接着とは、シーリングが外壁両面(2面)のみで接着している状態の事です。
目地底(底面)に絶縁テープであるボンドブレーカーを貼る事で、シーリングが目地底に直接接着する事を防ぎ、2面接着となります。
しかしながら、シーリングを打込む目地にはハットジョイナーという下地が元々新築時から入っており、このハットジョイナーに最初から絶縁フィルムが貼られているため、ボンドブレーカーを貼らなくても大丈夫な場合が多いです。
❷ マスキング・プライマー塗布
シーリングを打込む前に、外壁やサッシが汚れないようマスキングを行います。きれいにマスキングをしたら、シーリングの密着性を高めるためのプライマー塗布を行います。
よくシーリングが外壁から断裂し、外壁の痛みや雨漏りが発生している状況を見かけますが、それはこのプライマー塗布が不十分であった可能性が高いです。シーリングが高グレードでも断裂してしまっては意味がないので、塗りムラが発生しないよう慎重に作業を進める必要があります。
❸ 新規シーリング打込み
打込みの際は、エアーが目地に混入しないよう慎重に作業を進めます。また、シーリング材にも様々な色があり、外壁の塗装色に合わせて近似色のシーリング材を打込む事が重要となります。シーリングの上に塗装する場合(先打ち)でも、同様です。地震の揺れでシーリング表面に塗膜割れが発生した場合でも、その裏のシーリングが塗装色と近似色になっていれば、その塗膜割れも目立ちにくくする事ができます。
❹ ヘラ仕上げ
ヘラ仕上げのポイントは、きれいに仕上げる事はもちろんですが、シーリングの厚みを意識する事が重要です。ヘラで力を込め過ぎて仕上げてしまうとシーリング表面が凹んでしまい、厚さが足りなくなります。そうなると、シーリングの劣化が早まり、シーリング中央部分で断裂してしまうなど不具合が発生し易いです。
❺ マスキング除去・清掃
シーリング最後の工程となりますが、マスキングを除去する際にも大切なポイントがあります。
それは、シーリングの「ヒゲ」を残さないという事です。シーリングですが硬化すると弾性がありゴムのようになりますが、施工時は柔らかなスライム状となっています。そのため、マスキングを除去すると細かいヒゲが発生する場合も多いのですが、見た目が悪いのでヘラでヒゲを潰す必要があります。
❻ 完了!
これでお家を水から守るシーリングの施工完了です。
上述した通り、当社では高グレードシーリング材であるオートンイクシードを標準仕様としているため、新築時の施工より耐久性が向上しています。せっかく工事を行うなら、高品質な仕上がりが嬉しいですよね。
シーリングの先打ち
メリット
シーリングが塗装で保護され、長持ちしやすいと言われている。
デメリット
地震の揺れなどで、シーリング表面の塗膜が割れる場合がある。
シーリングの後打ち
メリット
シーリング表面の塗膜割れの心配がない。
デメリット
シーリングが露出しているため、先打ちよりも劣化速度が早い可能性がある。
施工時に外壁を汚染するリスクがある。(技術が求められる)
当社の場合
使用する塗料の塗膜硬さ、気温、外壁状況(ムーブメント)を判断要素とし、ケースバイケースで先打ち後打ちを決めています。
毎日作業報告書をご提出するから安心!
しっかり施工しているという証明です!信頼して外壁塗装をお願いしたのは良いものの、実際に工事が始まると後は職人に任せる事しかできないのが正直不安なところ。
街のリフォーム屋さんでは、実際の工事内容を「施工報告書」として残し、工事完了後に保証書とセットでお渡ししております。
足場があるときにしかできない!
窓ガラスクリーニングもサービスで実施!せっかく外壁はきれいになっても、窓ガラスが汚れていたら残念ですよね。街のリフォーム屋さんでは、工事完了後にガラスクリーニングを実施!もちろん追加費用はいただきません!
工事完了後も安心!
撮影した施工写真をきれいにまとめてご提出!毎日ご提出する作業報告書のほか、工事中にはたくさんの施工写真も記録として残しております。工事完了後、施工順にきれいに整理した施工写真表も最後にご提出いたします!
一律5年の長期保証
+1年次定期点検を標準セット!正直なところ、職人が一生懸命施工したとしても、100%完璧な外壁塗装は難しいのが現実です。それは、全て職人の手作業だからです。だからこそ、定期的にお伺いし小さな不具合でもすぐに対応できる仕組みが大事!街のリフォーム屋さんは、アフターフォロー地域No1に挑戦しています!