作成日:2021年4月1日
更新日:2024年7月6日
こんにちは!「街のリフォーム屋さん」代表の渡部 健(わたなべ けん)です!
本日は、“外壁塗装で起こりやすい手抜き工事例と施工中に確認すべきこと!!”についてお話しさせて頂きます!
以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。
・手抜きされないための対処法が知りたい方
・なぜ起きてしまうのか気になる方
すぐにでもお見積りが欲しいという方はぜぎ当社にご相談ください!もちろん相見積もりもOKです♪
目次
■はじめに
さて、普段ですが、お客様から外壁塗装のご相談を頂き、無事ご契約までさせて頂いた際に、「これで安心です。」とホッとされるお客様がほとんどです。
お客様としては、何社からも相見積もりを取り、やっとご契約まで完了したので、ホッと一息つきたいお気持ちはよく分かります。
しかし、私が声を大にしてお伝えしたいのは、「ホッとするのは工事が完了してからですよ!」という事です。
というのも、残念なことに、この業界は「手抜き」が多い事実がございます。
お客様も、外壁塗装に関してネットなどで情報収集をしていると、トラブルや手抜き工事の情報がたくさん出てくるかと思います。
■手抜き工事とは?
手抜き工事とは、するべき施工をしていない、いい加減な工事の事です。
・手抜き工事の例
私自身、様々なお家の外壁診断をさせて頂き、実際にそのような「手抜き」による不具合を目の当たりにする事は少なくありません。例としては、下記内容です。
①下塗りが入っていない⇒キレイに仕上がらない・耐久性の低下の可能性
下塗りは下地と仕上げに使う塗料との密着性を上げる、言わば接着剤のような役割を持つ塗料になります。下塗りをすることで外壁と塗料をシールで張り付けるように密着性を高めることで、耐久性を高めます。また、劣化し痛んでいる外壁は塗料をスポンジのように吸い込んでしまう性質があります。そのため、上塗りからしてしまうと、上塗りの塗料が大量に染み込んでしまい、ムラができてしまいます。
②エアコンホースカバーも一緒に塗装されてしまっている⇒カバーを取り外す際に一緒に塗料も剥がれてしまう
塗装する際、エアコンホースカバーも一緒に塗られている事が多いです。カバーを外す際に塗料でくっ付いてしまい外しずらく、無理に外してしまうと外壁の塗料もピリピリとはがれてしまうこともあります。他にもカバーの裏は塗られていないことも良く見られます。優良会社は取れる物は外して塗装します。
③シーリングが増し打ちされている(古いシーリングの上に施工されている)⇒重ねたシーリングが剥がれる可能性
基本的にシーリングは古いものを撤去し、新しいく打込む『打ち替え』がメインです。古いコーキングの上に施工しても新しいコーキングがうまく馴染まず、早々に剥がれてしまう事もあります。古いシーリングはひび割れや隙間ができてしまっていて外壁内部へ水の侵入の恐れがでてきます。
④見積もり内容の作業をしていない⇒耐久性・仕上がり・品質に大きく関わる
以上のように、自然的な不可抗力や人為的なミスではなく、残念ながら故意による不具合は多いです。
・手抜き工事に合わないための2つのポイント
手抜き工事に合わないためには、やはり優良な業者に外壁塗装を依頼することです。
(業者の選び方のコツはこちらをご覧ください)
外壁塗装工事の工程や施工方法は素人の方には難しく、途中の作業工程を飛ばされても気付かない事が多いです。
施工が始まってから確認するべき2つのポイントをチェックしましょう。
✅1日の作業工程の確認
契約したからと、安心せずにときどき現場を訪れて工程表と合っているか確認しましょう!作業工程や使用した材料の空缶の写真で記録をお願いするのも良い方法です。
不在にしてる方は作業日誌で施工状況の進み具合を把握できます。
✅完了検査で指摘
完了検査は乾燥後、塗装業者と施主が塗装の仕上がりをチェックして回ります。
・色ムラ
・塗残しがないか
・補修箇所は適切に施工されているか
・塗料が飛散していないか
施主から気になる点があれば、この時に質問しましょう。最終チェックの場となるので遠慮せずに伝えます。
・手抜き工事の原因
原因としては、建設業界の多重下請け構造や施工単価の引き下げ等、様々な要因があるのですが、このお話しは私が街のリフォーム屋さんを立ち上げたきっかけにも繋がり、非常に長文になるので、今回は割愛させて頂きます(笑)
正直なところ、確かに外壁塗装というものは100%の仕上がりは非常に難しいです。それは、全て職人の手作業だからです。
つまり、当社においても塗装後の不具合はゼロではないとう事です。
だからこそ当社では、アフターフォローによるお家のメンテナンスは特に大切にさせて頂いております。また、工事中は施工報告書も必ずご提出しております。他の投稿にも同様の記事を書いておりますが、「記録」を残すことは、お客様としても施工業者としてもとても大切な事です。
見積書と同じ施工はされているのか?
見積書はバッチリだけど実際にその通りの施工はされているのか?心配になりますよね。
上に記載しましたが、下塗りがされていない現場がよく見られます。
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りと3回の塗装が必要で、前の塗料が乾燥してから次の塗装をする事が大事です。
手抜き業者は乾燥を待たず、1日で三回の塗装を終えてしまったり、そもそも2回しか塗らない事も…そうすると耐久性などの品質の問題が起きてしまいます。
優良会社は必ず工程表を作成して、施工前にお客様にお渡しますので、工程表と見積書を見比べてみましょう。
■まとめ
手抜きがされない大前提として、お客様が「最低限の知識」を持っている事も必要かもしれません。
アフターフォローや外壁塗装の基本、その他業者選びの方法などは、過去の記事にもポイントを掲載しておりますので、外壁塗装をご検討中の方はご確認頂けると幸いです。
とは言え、お客様が”良い塗装業者”と巡り会うことさえできれば、その瞬間に様々な問題は解決されたと言っても過言ではないのですが…。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました!
地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★
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