作成日:2021年3月26日
更新日:2023年10月16日
こんにちは!街のリフォーム屋さんです♪
本日は、『外壁塗装の3度塗り』についてお話しさせて頂きます!
目次
■外壁塗装の基本、3度塗りとは?
皆さま、屋根・外壁塗装は3度塗りが基本という事をご存知でしょうか!?
お客様へお見積り内容のご説明をしていると、「えっ?3回も塗るのですか?」と驚かれる事があります。
■3度塗りの内訳は?
1回目: 下塗り(下塗り材1回)
下塗り塗料とは、外壁材や屋根材などの一番最初に塗る、塗装面を整えるための塗料です。
下地と仕上げに使う塗料との密着性を上げる、言わば接着剤のような役割を持つ塗料になります。
2回目: 中塗り(トップ1回目)
中塗りとは下塗りの次に行う、2段階目の塗装工程です。仕上げ塗りの1回目、というと分かり易いでしょうか。(実際に上塗り1回目とも呼びます)
仕上げは1回の塗布ではムラなどの塗り残しが出てきますので、仕上がりは美しくありません。
この後色塗り2回目の上塗りへと続いて行きます。
3回目: 上塗り(トップ2回目)
外観を決定づける工程であり、外壁の色ツヤがどう仕上がるかは上塗りで決まります。
中塗りと同じ材料を使い、中塗りでは塗り切れなかったムラなどの塗り残しを覆うように綺麗に仕上げていきます。
また、この塗装間に十分な乾燥時間も設けないといけないので、ローラーや刷毛を用いて3回連続で一気に塗るという意味ではございません!
■乾燥時間
当社でもよく使用している 日本ペイントパーフェクトトップの乾燥時間はどれくらいなのでしょうか?
出典:パーフェクトトップ|日本ペイント株式会社 (nipponpaint.co.jp))
決められた乾燥時間を守らないと重ね塗りをした塗料が密着できません。密着できない=塗膜が完成されず不具合が起きてしまう事もあります。
・剥がれ
・膨れ
・ヒビ割れ
剥がれやひび割れが発生すると雨漏りなどのトラブルが起きやすくなります。
品質を担保するには、やはり時間をかけた丁寧な施工が大切なのですね!
■裏話ですが…
ちなみに、少しだけ裏話をすると、3度塗りは手が抜かれやすいポイントでもあります(´;ω;`)
それは、中塗りの時点で、お客様に「塗装完了しました!」と言っても分からないからです。
プロでもしっかり見ないと手抜きに気が付けないほどです!
なので、基本は相見積もりを取り、良い塗装業者と出会う事が大前提ではありますが、手抜き工事を防ぐための簡単な方法を一つだけご紹介いたします!!
■手抜き工事を防ぐためには?
それは、”施工報告書”を毎日記入してもらうという事です!
作業報告書とは、お客様に依頼されたりした事柄を実施した際にどこをどのように施工したのかを伝えるための書類です。
今日一日の施工の記録が残っていればお客様としても安心ですし、塗装業者も身が引き締まると思います!
外壁塗装の作業内容としては大きく分けると5つに工程となります。
・足場組立・解体工事
・シーリング工事
・防水工事
・外壁塗装工事
・屋根塗装工事
さらに詳細に詳細に記載してある安心ですね。(写真は当社の実際の作業写真です)
・既存シーリング撤去
・プライマー塗布
・シーリング打ち込み
・ヘラ仕上げ
塗装業者としては”しっかり施工している事の証明”なので、記録を残す事は双方良い事ですよね(`・ω・´)
■まとめ
いかがでしょうか。外壁塗装の3度塗りはしっかりとした塗膜(塗膜についての詳細解説はこちら)を作るための基本です。耐久性を高かめ維持するためには、つど乾かして仕上げていきます。そのため塗装作業は1日では完成しないのです。
悪徳業者の手抜き工事は1日で仕上がる事もありますので、作業報告書は書いてもらうようにしましょう。
街のリフォーム屋さんでは?
高額な外壁塗装だからこそ、契約通りの適切施工が行われているかが大切です。
街のリフォーム屋さんでは、高品質施工の証しとして施工報告書を毎日記入しご提出。
お客様も、メモ欄にて工事へのご要望をご記入頂けるので、工事期間中の連絡帳としてもお使い頂き安心です。
当社のお客様とのコミュニケーションの記事もございます。コチラからお読みください。
最後までお読み頂きありがとうございました!
次回もお楽しみに!!
地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★
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