【実際にあった外壁塗装の”手抜き工事”とは…?】
こんにちは!「街のリフォーム屋さん」代表の渡部 健(わたなべ けん)です!
本日は、実際にあった外壁塗装の”手抜き工事”の実態についてお話しさせて頂きます!
正直なところ、このお話しをすべきか迷いましたが、現在の外壁塗装業界の実態の一部分を正直にお伝えする事も大切と考え、今回お話しいたします。
目次
■実際にあった手抜き工事例
まず、実際にあった出来事の一例をお話しいたします。
以前、当社で外壁塗装をさせて頂いたお客様より、「親戚の家でトラブルがあったから外壁を見て欲しい」とご相談を頂きました。
早速お伺いすると、数年前に外壁塗装をされたそうですが、各所にて塗膜浮きの不具合が発生している状況でした。業者による手直しもされていますが、補修部分の色ムラも発生し、品質だけでなく見栄えも悪い大変な状況です。
屋根も確認すると、そもそも塗装された形跡がありません。塗膜が劣化した際に生じるチョーキング現象(塗膜の粉吹き)まで発生しております。付帯部も未塗装でしたが、工事完了後に、「この部分は通常塗らない場所です。」と説明されたそうです。
ちなみに、屋根・外壁塗装の依頼先は、実際にお家を建築した会社でもある、誰もが知る「大手ハウスメーカー」です。
・問題点を詳細解説!
問題点お客様へ、塗装した際の状況を聞いてみると、下記問題点が浮上しました。
①午前中に高圧洗浄をし、午後には外壁を塗装していた。
↓
塗装面の洗浄不足+乾燥不足。
(通常は屋根塗装からスタートするため、やはり屋根未塗装?)
②冬季で雪が降りながらの施工だったが、1人の施工で2週間で完了した。
↓
塗装面が湿った状態で施工+工程省きの可能性有り。
まず、高圧洗浄ですが、一般的には丸1日かかるのが普通です。半日で終わる事はありえません。平屋などはもう少し早く完了しますが、今回のお家は2階建ての立派なお家です。
高圧洗浄が順調に進み、仮に早く終わったとしても、その後に屋根・外壁の乾燥時間を設ける必要があります。さらに、今回は冬季の施工です。塗装面が乾燥するまで普段以上に時間がかかるはずです。
またこの時期は、降雪による影響も大きいため、品質を担保するには普段よりも工期を長くする設定する必要がございます。よって、1人で2週間で工事が完了したという事も、少々違和感を感じるポイントです。
以上のように、お客様からのヒアリング事項を整理すると様々な状況が目に浮かぶのですが、恐らく「良い工事」ではなかったかもしれません。
取急ぎ、上記内容(手抜きの可能性)をお客様にお伝えし、大手ハウスメーカーに相談する事をおすすめしたのですが、その後お客様からアフターメンテナンスの進展があったとお聞きしたので、なんとか良い方向へ進んだようです。
・お役立ち情報
今回のお客様はアフターメンテナンスの進展があり安心しましたが、進展していくとは限りません。やはり業者選びは外壁塗装を成功させるための一歩となると思います。
当社のお役立ち情報として、記事を載せていますのでぜひご参考ください。
まずは業者の種類を知る!外壁業者の種類について
↓
良い業者を選ぶ!業者選びのコツ!
↓
適正価格を知る!見積もりを取る!相見積もりの重要性について
まとめ
以上のように、塗装業界には軽視できないような出来事もございますが、一方では利益度外視で一生懸命施工している職人もいるので、当然一概に判断するものではございません。
しかし、このような出来事が実際に発生しているという事も、頭の片隅に置いていても良いかもしれませんね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!!
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