外壁塗装のお役立ち情報
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【冬到来】凍害を防ぐには?原因と対策

こんにちは!街のリフォーム屋さんです♪
今回は「凍害」についてのお話です。

みなさんは『凍害(とうがい)』という言葉を聞いたことがありますか?
凍害とは凍結や寒さによって被害が生じることです。

果物や野菜での凍害被害はよく耳にするかもしれません。
しかし、外壁にも凍害があるのです。

外壁の場合、長年の凍害の繰り返しによって徐々に劣化し、気づいた時には大きな被害に繋がってしまう事もあります。
今回は凍害の原因や対策についてお話していきます。

外壁における凍害とは?

外壁のひび割れや隙間から入りこんだ雨水や湿気などの水分が凍結と融解を繰り返すこと起こる現象です。
水分は凍ると体積が増える性質があるため、内側から圧がかかり、隙間が広がります。
広がった隙間から、さらに水分が内部に入り込み、腐食や外壁材剥離などを引き起こします。

原因は劣化

凍害は外壁に水が浸入することで起こります。どうして水が侵入してしまうのか考えてみましょう。

外壁塗装の経年劣化

塗膜の劣化により防水性が低下すると、部材自体に雨水が浸み込み易い状態になります。
外壁の下地に水が浸透してしまうとカビや腐食の原因にもなります。

約10年で塗り替え時期となるのでメンテナンスが大切です。

シーリング材の劣化

外壁がサイディングボードの場合はシーリングの劣化も考えられます。
シーリング自体も気温差によって伸縮して劣化します。
劣化により剥離してしまい、壁とシーリングの間に隙間ができてしまい雨水が侵入してしまうのです。

耐久年数は5~10年となっていますので、点検・補修を行いましょう。

凍害が起こりやすい場所

・日の当たらない北側の外壁
・サイディングボードのつなぎ目のシーリングの隙間
・お風呂場やトイレ、キッチンなど湿気が多くなる水まわり
・アルミサッシの下
・バルコニー

日の当たらない北側の外壁は雨が降った際になかなか乾きずらく凍害になりやすい場所です。
アルミサッシの下も結露している時間が長いと外壁内に水が侵入してしまう事も多いです。

凍害は外壁の表面だけでなく内部に発生する為、注意して点検やメンテナンスを行う必要があると言えます。

凍害が起こると

実際に凍害が起こってしまったらどんな現象が起こってしまうのでしょうか?

・外壁のひび割れ

凍害の初期症状ではひび割れがみられます。
コンクリート内の水分が凍結・膨張した際にひび割れが発生します。
放置してしまい、凍結膨張を繰り返すことで、段々とひび割れが大きくなることもあります。

ポップアウト現象

ポップアウトとは、凍結による圧力にコンクリートが耐えられず、表面が飛び出すように剥がれていく現象です。
初期では小さな剥がれですが、進行が進んでしまうと大きな剥がれへ起きてしまいます。

スケーリング

ポップアウトが進行した状態です。外壁表面のセメントペーストが広い範囲で薄片状に剥離・剥落します。

凍害を防ぐ対策

上で話したように凍害の原因は外壁やシーリングの劣化により壁の内部に水が浸透してしまい発生しています。
壁の内部に水が浸透させないために予防をしましょう。ここでは大きく3つのポイントをお話します。

ポイント💡
・適切な時期に外壁塗装を行い劣化を防ぐ
・定期的な専門家の診断やセルフ点検で家の状態をチェック
・直貼り工法は通気工法にリフォーム

凍害は外部だけでなく、内部だけで進行していることもあり素人目では見るつけられない事もあります。専門家の外壁診断や外壁塗装を定期的に行うことが重要です。

セルフチェックをし、小さなひびなど気になる事があれば小さな修繕で済むこともあるので専門家に見てもらいましょう。

参考ページ:【放置はNG】外壁劣化の原因を徹底解明

また湿気が溜まりやすい直貼り工法の場合は、通気工法にリフォームする事がおすすめです。

直貼り工法は防水シートの上に直接サイディングボードを貼り付けているので隙間がありません。
通気工法は柱とサイディングボードの間に胴縁があるので、空気が通り湿気が乾燥しやすくなっています。
ご自宅の工法が不明な場合は業者に確認してもらいましょう。

この様に、ご自宅の状況に合わせたメンテナンスで大きな損害を生む凍害を未然にすることは可能なのです。

まとめ

壁内の水分が凍ることによって起こる凍害は、私たちが住む東北、北陸や北海道など気温が低い地域で起こりやすい現象です。

温度が平均的に高い地域は凍害のリスクは低いですが、近年気温が極度に下がるといったことがあります。
一度だけでも凍害が発生すれば外壁の劣化が進むので注意しましょう。

凍害は修復の費用が掛かり非常にやっかいです。その為にも定期的な点検やメンテナンスを行い、凍害を未然に防ぎましょう。
という事で、本日は『凍害』についてお話しをさせて頂きました!

地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★

お問い合わせは→こちら←からできます。

最後までお読み頂き、ありがとうございました☺

次回もお楽しみに♪

 

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