作成日:2022年3月31日
更新日:2024年1月13日
こんにちは♪街のリフォーム屋さんです。
本日は『塗料の1液型・2液型とは?その違い』について徹底解説します!
・どちらがおすすめなのか?
・メリットとデメリットが知りたい
目次
■塗料の1液型2液型とは
種類
外壁塗装を行う際には、塗料の種類も重要なポイントです。
そもそも塗料には「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」といった塗料のグレードがあります。1液型と2液型はそれらすべてのグレードに存在している種類分けとなります。
まず塗料は弱溶剤(油性)と水性塗料に分類され、そこから更に1液型と2液型に分類されます。
弱溶剤(油性)塗料には1液型、2液型と両種類があり、また基本的に水性塗料は1液型が多い傾向です。
2つの違い
「硬化剤」を混ぜるか混ぜないの違いです。
1液型は塗料(主剤)と希釈材(シンナー)のみで使用できます。
とても使いやすく、DIYでもお手軽に使用できます。
対して2液型は、塗料(主剤)と希釈材(シンナー)に加えて、「硬化剤」を混ぜる必要があります。
2液は、1液型と比べ強い塗膜が形成されますが、費用が1液と比べ高い一面や、適した配合割合でないと塗料の性能が発揮されずいつまでも固まらない場合や塗膜の強度が維持できないなど扱い難い一面があります。
1液型について
1液型は、主剤だけで塗装ができる塗料を指します。
実際に塗装する際は、水やシンナーで希釈してから使用します。
価格も安く、手軽に塗装したい場合には1液がおすすめです。
◇メリット
・塗料の価格が比較的安い
・硬化剤を混ぜる手間が省ける
・塗料の固まる時間が長い為、作業がしやすい
◇デメリット
・乾燥時間が2液型より長い
・重ね塗りがしにくい
使用できる場所
・各種旧塗膜
・コンクリート
・セメントモルタル
・サイディングボード
2液型について
2液は主剤と硬化剤を混ぜ合わた後に、水やシンナーで薄めて使用します。手間はかかるけど強固な塗膜を作り、長持ちさせたい方は2液を使用しましょう。
◇メリット
・塗膜が安定している
・季節に左右されにくい
・乾燥時間が比較的早い
◇デメリット
・混合割合を間違えてしまうと、硬化不良の原因になる
・1液塗料とは違い使用する分の材料をその都度混ぜて作る為、手間が増える
・1液タイプに比べて匂いが強いタイプのが多い
使用できる場所
・コンクリート
・セメントモルタル
・サイディングボード
・各種旧塗膜
・ALCパネル
・スレート板
・GRC板
・鉄部
・亜鉛メッキ鋼
・アルミニウム
・ステンレス
それぞれの耐用年数
1液型と2液型共に耐用年数は、メーカー表記は『12〜15年』です。
しかし、2液型は硬化剤を混ぜて塗装するため、1液型よりも塗膜が強力です。
(塗膜についての詳細解説はこちらから)
その為、耐用年数が3年ほど長いと言われています。
外壁塗装や屋根、ウッドデッキなどは紫外線によって劣化のスピードが速い為、耐久性の高い2液がおすすめです。
どちらがおすすめ?
実際どちらを選べばいいのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
一般的に塗料を選ぶ際は
塗料のグレード選択➔水性か油性の選択➔1液か2液を選択という流れです。
しかし、1液型・2液型の塗料、どちらの塗料も良し悪しがあるため、どちらかの塗料はダメ、というわけではありません。
施工会社によっては屋根や外壁は2液型塗料を使用するが、付帯部(雨樋や軒裏天井)は1液型塗料を使用するなどの使い分けをするケースも少なくありません。
■まとめ
一番重要なことは実際に工事を依頼する施工会社と職人が塗料のメリット・デメリットをしっかり認識しているかどうかです。
塗料の性質を理解して塗装する部位を決め、お客様へご提案し、ご納得いただいた上で品質を確保することが大切なのです。
また、契約前から塗装後の保証や定期点検などのアフターメンテナンスが整っているか確認もしましょう。
万一不具合が出ても相談できるので安心ですね。
地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★
些細な事でもお気軽にお問い合わせください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました☺次回もお楽しみに♪
質問やお問い合わせはこちらからどうぞ♪
↓↓↓
———————————————————
仙台市の外壁塗装・屋根塗装の専門店
【街のリフォーム屋さん】
仙台泉 外壁塗装ショールーム
➿フリーダイヤル➿
0120-341-853
📞電話番号📞
022-341-5508
⏰受付時間:10:00~17:00
※定休日:日曜・祝日
住まいのお困りごとはお任せください!!
宮城県仙台市泉区野村字新平山1-2 M-FACTORY 2F
★関連記事もよろしかったらお読みください★