作成日:2023年11月4日
更新日:2024年8月7日
こんにちは!街のリフォーム屋さんです♪今回は「屋根の構造」ついてのお話です。
以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。
・雨漏りを放っておくとどうなるか?
・ルーフィングシートとは
すぐにでもお見積り依頼されたい方はお気軽にご連絡ください!もちろん相見積もり歓迎です♪
目次
屋根の構造
家を雨から守ってくれている屋根!みなさんは屋根の構造についてご存知でしょうか?
屋根も年数が経てばメンテナンスが必要になります。
剥がれてきた…雨漏りがしてきた…などトラブルが発生することも。
屋根の基本を覚えておくと、修理の際に業者の説明がスムーズに理解ができると思います。
さて、こちらが屋根の内部です!
『屋根材』『ルーフィングシート』『野地板』の3つが重なっているんです。
それぞれを詳しく説明していきます。
屋根材
屋根に使われる屋根材はいろいろな種類があります。
・ストレート屋根
セメントを主成分とした薄い板状の屋根材です。ストレート屋根は屋根材としてもっとも普及しているおなじみの屋根です。
業者により『コロニアル』『カラーベスト』『化粧』などと呼ばれることがあります。
10年前後で防水機能が低下する為、再塗装などメンテナンスが必要です。しかし、ルーフィングシートが敷かれているので雨漏りにすぐつながる訳ではありません。まずは優良な業者に点検してもらいましょう。
ストレート屋根のなかには1990年後半から製造されたノンアスベスト屋根があります。屋根の劣化が早く、割れたり、剝がれたりトラブルが発生しています。
参考ページ:屋根塗装ができない?!問題多発のノンアスベスト屋根とは!
・瓦
日本の伝統文化の瓦屋根。瓦屋根にも『いぶし瓦』『素焼き瓦』など種類があります。耐久性に優れていて再塗装は不要です。しかし、経年劣化で剥がれや地震で割れなどが起こる場合があるので20~30年を目安に専門的な施工や定期的にみてもらうことが大切です。
・金属屋根
金属屋根は『ガルバリウム鋼板』や『トタン』などがあります。
メジャーなのがガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板は軽量で耐久性が高く、屋根のリフォーム(葺き替え・カバー工法)でもっとも選ばれています。
経年劣化により色褪せや錆が発生するので再塗装が必要です。10年程度で業者に点検してもらいましょう。
(錆びたトタン屋根)
・アスファルトシングル
ガラス繊維にアスファルトを浸透させたシート状の屋根材です。
アメリカの戸建て住宅は9割がアスファルトシングルですが日本ではまだ少ないようです。
耐震性が高く、軽量な屋根なので家に優しいです。
経年劣化してくると彩色石が剥離してくるため補修や塗装のメンテナンスが必要です。
(劣化して剥がれ落ちてきたアスファルトシングル)
ルーフィングシート
屋根材の下葺き材とも言われる『ルーフィングシート』は全面に直接敷かれています。
大雨の際に屋根材の隙間から入った雨を、二次防水の役割で野地板などに漏れない様にしてくれています。
屋根本体と同じ様に大切な建材です。
一般的に布にアスファルトを染み込ませたシートで、防水性があります。
そんな大切なルーフィングシートは劣化してしまうと破れてしまいます。
修理するには、屋根自体を剥がすことになるので大きな工事になってしまいます。耐用年数は商品によって変わりますが、アスファルトルーフィングは約20年です。
耐用年数を過ぎ、破れが発生した場合大きな雨漏りとなってしまうので、交換リフォームを検討した方がいいでしょう。
野地板
野地板は屋根材を固定させる下地材です。
垂木の上に設置され、屋根の土台を形成します。野地板は通常ですと雨水にあたることはありませんが、大体30年以上で痛みが出始めます。
雨漏りをしている屋根なら、それよりも短い期間で劣化してしまう事もあります。定期的に専門業者に点検を依頼しましょう。
下の写真は雨漏りしてしまい野地板に雨染みできてしまった様子です。屋根を取り外してみると野地板が腐食していました。こちらのお客様は『葺き替え』をおこないました。
天井裏から見た雨染み
野地板腐食状況
関連動画
当社が実際に施工させて頂いた際の動画や写真を使い『沈む屋根』について解説しています。どこから?どうして雨漏りしてしまったのか?自宅の屋根の劣化が気になる方は必見です☆
まとめ
屋根は自分で見ることはほどんどない為、自分の自宅がどんな屋根材なのか分かっていない方も少なくありません。
そのため悪徳業者に狙われやすい箇所でもあります。突然家に来て『いますぐ補修をしないと雨漏りの危険性があります!』や『今なら無料で点検しますよ』などと急がせる手口もありますので要注意です。
さて、今回の屋根の構造のお話は街のリフォーム屋さんYouTubeチャンネルで詳細をお話しています。実際の葺き替えの際の写真や動画を使い解説しておりますので、ぜひご覧ください。チャンネル登録や質問、コメントもよろしくお願いします☺
という事で、本日は『屋根の構造』についてお話しをさせて頂きました!
地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★
最後までお読み頂き、ありがとうございました☺
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