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外壁サイディングの種類とメンテナンス|張り替え・カバー工法と違い

作成日:2024年2月10日
更新日:2024年7月6日

こんにちは♪街のリフォーム屋さんです。
本日は『外壁サイディングの種類とメンテナンス|張り替え・カバー工法と違い』ついて徹底解説します!


以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。

・新築を建てるので外壁が知りたい方
・それぞれの耐久性や特徴は?
・メンテナンス方法が知りたい

すぐにでもお見積りが欲しいという方はぜぎ当社にご相談ください!もちろん相見積もりもOKです♪


外壁材にはレンガ、サイディングボード、モルタル、タイル、レンガなどがあります。
どの外壁も雨風や紫外線、暑さや寒さ、騒音から守ってくれているのです。その役割のおかげで居住者は快適に過ごすことができるのです。

今回ご説明する『サイディングボード』は窯業系・金属系・樹脂系・木質系に分けられます。
それぞれに特徴があり、選び方のポイントも異なります。
また、こちらの記事ではメンテナンスについてもお話します。

サイディングボードの種類

サイディングボードとは、建物の外壁に張る仕上げ用の板材のことです。
以前はモルタルが主流でしたが、1964年にサイディングボードが使われ始め、1990年代以降には外壁仕上げの主流になりました。

窯業系サイディング


窯業系サイディングは、セメントや木材繊維を混ぜて作られた薄い板状の外壁材です。日本では最も多く使われている外壁材です。
【特徴】
・大量生産で価格が安い
・カラーバリエーションが多い
・デザインが豊富(レンガ調・木目調など)

・防火性や耐震性いに優れいている
約10年ごとに塗装などのメンテナンスが必要
・耐用年数 7年~10年

金属系サイディング


金属系サイディングは、金属板とウレタンによってできています。現在はガルバリウム鋼板がメジャーです。
【特徴】
・断熱性が高い
・重量が軽い
・ひび割れしにくい
・耐久性や耐候性に優れている
約10年ごとに塗装などのメンテナンスが必要
・耐用年数 10年~15年

木質系サイディング


木質系サイディングは、天然の木材を薄く加工した外壁材です。天然の木材を使用しているので高コストではありますが、高級感や雰囲気のある仕上がりです。しかし腐食する可能性が高いのでメンテナンスは3~7年サイクルで行う必要があります。将来的なメンテナス費用を想定した上で選択しましょう。
【特徴】
・断熱性に優れている
・高級感
・他の人と被りづらい
メンテナンスは3~7年サイクル
・耐用年数 15~40年

樹脂系サイディング


樹脂系サイディングは塩化ビニール樹脂が主原料です。日本ではあまり使用される事が少ないサイディングです。
耐久性が長くメンテナンスもほとんどしなくてよいメリットもありますが、デザインは少ない点、生産も少ないので材料費が高くなるなどのデメリットがあります。
【特徴】
・凍害の被害がない
・ひび割れができにくい
・防火性に優れている
・扱っている会社が少ない
メンテナンスがほとんど不要
・耐用年数 30年前後

サイディングボードのメンテナンス

サイディングボードのメンテナンスは『塗り替え』『張り替え』『カバー工法』があります。どの工事方法にするかは自宅の劣化状況や今後のライフプランなどにより決まります。

塗り替え

劣化状況:軽度な劣化(ひび割れ・チョーキング現象)
塗り替えは外壁に塗料を塗り直す方法で、防水性の回復や外壁のひび割れを修正します。10年毎に再塗装することで建物の耐久性も維持できます。また、他の方法より費用が安く済むので検討しやすいでしょう。
工事の際にはサイディングボードの間のシーリングもチェックすべきです。劣化している場合、隙間から雨水が侵入し外壁の腐食や凍害に繋がります。

参考ページ:【塗装以外に大切な事】シーリング工事|劣化の原因と工程を解説

張り替え

劣化状況:サイディングボード自体の劣化(反り・浮き・雨漏りによりダメージがある)
既存のサイディングボードを解体・撤去して新しいサイディングボードを取り付ける方法です。
張替えは古い外壁を撤去する為、外壁の重量を増加させない工事です。そのため窯業系サイディングボードなど選択できる外壁材が豊富です。(過度な重量増加は耐震性に影響を及ぼすためカバー工法は軽い外壁材を選択します)

外壁張り替え

内側の防水シートも一緒にメンテナンスできるので雨漏りも完全に止めることができます。他の工事より費用は高くなりますが、必要な工事を行えば家の耐久性も上がり、安心して長く住む事ができます。
一般的に工事期間4週間ほどです。

カバー工法

劣化状況:塗装では美観が戻らない(複数の剥離・ひび割れ)
外壁のカバー工法は古い外壁の上に新しい外壁材を重ね張りする事です。塗り替えより金額が張るので経年劣化で痛みが激しい外壁の改修として行われることが多いです。
しかし強度が不足している場合は施工することができず、張り替えとなります。
外壁カバー工法
カバー工法は建物の重量を増加させるため、ガルバリウム鋼板のような軽量な外壁材が使用されます。
カバー工法の改修手順は、古い外壁の上に胴縁を取付けます。胴縁を取り付ける事で通気層ができ断熱効果を高めたり、雨水を排出してくれます。
その施工工法を『外壁通気工法』と言われています。

その後、付帯部の塗装、外壁材を取付、シーリングを打ち込む作業になります。
一般的に工事期間は2~3週間ほどです。

まとめ

外壁材は今回お話したサイディング他にもタイル、レンガ、モルタルなど多種多様です。
外壁を選ぶポイントはデザインや耐用年数、費用も大切ですが、長い目でメンテナンスを想定することです。
改修の際に高コストでもメンテナンスフリーであれば、先々の費用は抑えられます。
また、外壁塗装では屋根塗装を同時にすることで足場設置・解体代は各1回で終わります。

外壁選びで失敗しない為にも新築で外壁選び・外壁塗装を検討する際は複数の業者に相談し、様々な提案を比較しましょう。

地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★
些細な事でもお気軽にお問い合わせください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました☺次回もお楽しみに♪

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