公開日:2022年4月04日
更新日:2024年10月21日
こんにちは♪街のリフォーム屋さんです。
本日は『外壁劣化の目安について』のお話です!
以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。
・起きやすい場所は?
・見つけたらどうすればいいか?
すぐにでもお見積り依頼されたい方はお気軽にご連絡ください!もちろん相見積もり歓迎です♪
■外壁劣化の原因って?
外壁や屋根で使われる塗料は、性能や効果が永続するものは無く、どれだけ高価な塗料でも様々な要因で劣化が進行していきます。
では、塗料が劣化する原因は何なのでしょうか?
紫外線
紫外線によって塗料の組織が破壊されると塗膜は光沢を失って変色、退色が目立ってきます。
参考ページ:【家を守る】塗膜(とまく)の3つの大切な役割!
これは表面が紫外線によって破損され凹凸が出来てしまうために、光を均一に反射できなくなることから光沢が無いように見えてしまうからです。
表面の光沢が無くなる状態から劣化が内部にまで進行していくと、塗膜表面だけでは無く、内部の層までもが破損(劣化)していき、塗料の中にある顔料(色の元)の離脱が起こってきてしまうのです。
温度変化
外壁は寒暖差によって膨張と収縮を繰り返しています。
塗膜の耐久値が減ってくると、この体積の移り変わりに耐えられずにひび割れの発生につながります。
あまりにもひび割れが目立つ場合、塗膜の劣化はかなり進行していると見て良いでしょう。
参考ページ:外壁のひび割れ【5種類】原因から補修方法について
植物・細菌などの付着
近くに自然の多い、また川が付近に流れていたりするなど、湿度の高い場所ではコケの胞子やカビが外壁に付着して繁殖します。
また日当たり少ない北面や隣地の建物が近く、風通りの悪い場所でも見られます。
この状態を放置し続けると、更に劣化を進めてしまいます。
風雨
雨や風は空気中の微生物やゴミ、ホコリを運んできて屋根や外壁に付着させます。
劣化し始めた塗膜やひび割れが起こっているなど塗膜の性能が十分でない場合、それらが付着したままになってしまい更に劣化を進めます。
また雨は酸性雨、触れ続けていく事でどんどん外壁表面を侵してしまい劣化してしまいます。酸性雨で劣化した外壁状態に風の影響も加味されて、劣化はより激しくなっていくのです。
空気中の排気ガスやゴミ、ホコリ、塩分
屋根や外壁は常に外気に晒されています。
排気ガスやゴミ、ホコリが外壁に付着して、外壁表面の塗膜を徐々に侵してしまい劣化を進めていきます。
また海に近い沿岸部では、潮風も悪影響を与えます。自動車も錆が多く見られるのではないでしょうか、家も同じことが言えるのです。
施工不良
塗膜の劣化は外的要因だけではありません。
塗装をする際に、塗料を規定以上に希釈してしまったり、塗料の厚みが足りなかったり、塗装中の手抜き工事や施工不備などが原因で劣化が早くなってしまうこともあります。
どんなに高くていい塗料でも正しく使用しなければ、劣化の原因になるのです。
どのような職人が工事するのかも重要なことなのです。
地震や飛来物
地震や台風の自然災害も塗膜を劣化させます。
激しく揺れたり、石などがぶつかるなどして建物に衝撃が加わると塗膜にひび割れが発生したり、外壁ごと凹みや欠損してしまったりなどしてしまいます。
■劣化はどこから?
建物の劣化は顕著に表れやすい部分があります。一見きれいに見える。。。けれども近づいて見ると?
意外と気が付かなかった劣化のサインはここに現れます。気になられた方はチェックしてみましょう。
部材同士の継ぎ目から
外壁も1枚ではなく、ある程度の大きさの材料を張り合わせて構成されています。
この貼り合わせた継ぎ目、つまり材料の「角」や「端」が衝撃に弱く、欠けやすく、劣化しやすいのです。
携帯画面の保護フィルムも気付いたら欠けているなんてことはないでしょうか?
また、劣化したシーリングの目地から外壁へ水が侵入してしまう事もあります。
ひび割れ箇所や硬くなったために隙間ができてしまった場所から、建物の内部に雨が入ってくる恐れがあります!
いわゆる、”漏水”や”雨漏り”というものですね。
放置してしまうと状態は悪くなる一方です。建物の内部に入った雨水は壁の腐食しています。
参考ページ:【塗装以外に大切な事】シーリング工事|劣化の原因と工程を解説
窓やドアなどの建具の四隅から
簡単に表現すると、外壁に穴をあけたところに窓やドアを付けることになります。
外壁を切り欠きして窓やドアのスペースを確保するのです。
その切り欠きした部分、特に「入隅(2つの面が出会うところの内側のへこんだ部分)」が構造的にどうしても弱点になってしまいます。
地震などの揺れで最もダメージを受ける箇所のひとつです。
屋根や外壁の「面」からも
上記の箇所に限らず、経年や外的要因によってどこからでも劣化は日々進んでいます。
紫外線、気温、湿度、酸性雨などからの経年劣化。地震や外壁に何かがぶつかってきた、屋根に空から何かが落ちてきたなどの飛来物などの外的要因も。
南面は特に日射時間が多い面になるため、紫外線の影響が多く見られます。他の面より色褪せが早く始まり、チョーキングが見られるようになります。
参考ページ:【塗り替えサイン?】チョーキング現象!点検するべき3カ所
北面は日射量が少ないため、コケやカビが繁殖しやすい面になります。より多くの水分を帯びるため塗膜の劣化も早くなります。
劣化を見つけたら?
放置してしてしまうと、建物自体の劣化につながる事もあります。とくに大きなクラックができてしまうとそこから雨水が侵入してしまい雨漏りが起きることもあります。
また、雨や風の自然災害により外壁が破損したと保険会社に認められれば、補償を受けれます。自宅の周りを点検し、破損が見つかれば早急に加入している保険会社へ相談しましょう。地震の影響で、クラックが発生した場合も地震保険に加入していれば保証が受けれるでしょう。
参考ページ:【保存版】地震保険の活用方法について
■まとめ
家は日々私たちを雨風や紫外線から守ってくれています。
代わりに建物も日々劣化を進めているのです。劣化が進行しすぎると雨漏れなど起こり、直そうにも想定以上の修理費になってしまったりします。
お時間があればみな様もこの機会に住まいを点検してみてはいかがでしょうか。普段気が付かなかった変化が見られるかもしれません。人間も建物も健康診断で早期発見が健康を長く維持する秘訣です。少しでも気になられたら、健康診断ならぬ、外壁診断だけでもおすすめしております。
街のリフォーム屋さんでも外壁診断をおこなっております。
お悩みをお聞きしたり、状況をチェックさせていただきます。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました☺
次回もお楽しみに♪
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