ひび割れ

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【放置はNG】外壁劣化の原因を徹底解明

公開日:2022年4月04日
更新日:2024年10月21日

 

こんにちは♪街のリフォーム屋さんです。

本日は『外壁劣化の目安について』のお話です!


以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。

・劣化が起こると壁はどうなる?
・起きやすい場所は?
・見つけたらどうすればいいか?

すぐにでもお見積り依頼されたい方はお気軽にご連絡ください!もちろん相見積もり歓迎です♪

■外壁劣化の原因って?

外壁や屋根で使われる塗料は、性能や効果が永続するものは無く、どれだけ高価な塗料でも様々な要因で劣化が進行していきます。
では、塗料が劣化する原因は何なのでしょうか?

 

紫外線

紫外線によって塗料の組織が破壊されると塗膜は光沢を失って変色、退色が目立ってきます。

変色した外壁

参考ページ:【家を守る】塗膜(とまく)の3つの大切な役割!

これは表面が紫外線によって破損され凹凸が出来てしまうために、光を均一に反射できなくなることから光沢が無いように見えてしまうからです。
表面の光沢が無くなる状態から劣化が内部にまで進行していくと、塗膜表面だけでは無く、内部の層までもが破損(劣化)していき、塗料の中にある顔料(色の元)の離脱が起こってきてしまうのです。

温度変化

外壁は寒暖差によって膨張と収縮を繰り返しています。
塗膜の耐久値が減ってくると、この体積の移り変わりに耐えられずにひび割れの発生につながります。
あまりにもひび割れが目立つ場合、塗膜の劣化はかなり進行していると見て良いでしょう。

参考ページ:外壁のひび割れ【5種類】原因から補修方法について

植物・細菌などの付着

近くに自然の多い、また川が付近に流れていたりするなど、湿度の高い場所ではコケの胞子やカビが外壁に付着して繁殖します。
また日当たり少ない北面や隣地の建物が近く、風通りの悪い場所でも見られます。
この状態を放置し続けると、更に劣化を進めてしまいます。

コケが付いた屋根と外壁
青カビが広がった外壁
青カビが広がった外壁

風雨

雨や風は空気中の微生物やゴミ、ホコリを運んできて屋根や外壁に付着させます。
劣化し始めた塗膜やひび割れが起こっているなど塗膜の性能が十分でない場合、それらが付着したままになってしまい更に劣化を進めます。
また雨は酸性雨、触れ続けていく事でどんどん外壁表面を侵してしまい劣化してしまいます。酸性雨で劣化した外壁状態に風の影響も加味されて、劣化はより激しくなっていくのです。

 

空気中の排気ガスやゴミ、ホコリ、塩分

屋根や外壁は常に外気に晒されています。
排気ガスやゴミ、ホコリが外壁に付着して、外壁表面の塗膜を徐々に侵してしまい劣化を進めていきます。
また海に近い沿岸部では、潮風も悪影響を与えます。自動車も錆が多く見られるのではないでしょうか、家も同じことが言えるのです。

 

施工不良

塗膜の劣化は外的要因だけではありません。
塗装をする際に、塗料を規定以上に希釈してしまったり、塗料の厚みが足りなかったり、塗装中の手抜き工事や施工不備などが原因で劣化が早くなってしまうこともあります。
どんなに高くていい塗料でも正しく使用しなければ、劣化の原因になるのです。
どのような職人が工事するのかも重要なことなのです。

 

地震や飛来物

地震や台風の自然災害も塗膜を劣化させます。
激しく揺れたり、石などがぶつかるなどして建物に衝撃が加わると塗膜にひび割れが発生したり、外壁ごと凹みや欠損してしまったりなどしてしまいます。

表面が削れた外壁

■劣化はどこから?

建物の劣化は顕著に表れやすい部分があります。一見きれいに見える。。。けれども近づいて見ると?
意外と気が付かなかった劣化のサインはここに現れます。気になられた方はチェックしてみましょう。

 

部材同士の継ぎ目から

外壁も1枚ではなく、ある程度の大きさの材料を張り合わせて構成されています。
この貼り合わせた継ぎ目、つまり材料の「角」や「端」が衝撃に弱く、欠けやすく、劣化しやすいのです。
携帯画面の保護フィルムも気付いたら欠けているなんてことはないでしょうか?

また、劣化したシーリングの目地から外壁へ水が侵入してしまう事もあります。

割れが発生したシーリング

 

ひび割れ箇所や硬くなったために隙間ができてしまった場所から、建物の内部に雨が入ってくる恐れがあります!
いわゆる、”漏水”や”雨漏り”というものですね。

放置してしまうと状態は悪くなる一方です。建物の内部に入った雨水は壁の腐食しています。

参考ページ:【塗装以外に大切な事】シーリング工事|劣化の原因と工程を解説

窓やドアなどの建具の四隅から

簡単に表現すると、外壁に穴をあけたところに窓やドアを付けることになります。
外壁を切り欠きして窓やドアのスペースを確保するのです。
その切り欠きした部分、特に「入隅(2つの面が出会うところの内側のへこんだ部分)」が構造的にどうしても弱点になってしまいます。
地震などの揺れで最もダメージを受ける箇所のひとつです。

クラック

屋根や外壁の「面」からも

上記の箇所に限らず、経年や外的要因によってどこからでも劣化は日々進んでいます。
紫外線、気温、湿度、酸性雨などからの経年劣化。地震や外壁に何かがぶつかってきた、屋根に空から何かが落ちてきたなどの飛来物などの外的要因も。
南面は特に日射時間が多い面になるため、紫外線の影響が多く見られます。他の面より色褪せが早く始まり、チョーキングが見られるようになります。

参考ページ:【塗り替えサイン?】チョーキング現象!点検するべき3カ所

北面は日射量が少ないため、コケやカビが繁殖しやすい面になります。より多くの水分を帯びるため塗膜の劣化も早くなります。

チョーキング現象

劣化を見つけたら?

放置してしてしまうと、建物自体の劣化につながる事もあります。とくに大きなクラックができてしまうとそこから雨水が侵入してしまい雨漏りが起きることもあります。
また、雨や風の自然災害により外壁が破損したと保険会社に認められれば、補償を受けれます。自宅の周りを点検し、破損が見つかれば早急に加入している保険会社へ相談しましょう。地震の影響で、クラックが発生した場合も地震保険に加入していれば保証が受けれるでしょう。

参考ページ:【保存版】地震保険の活用方法について

■まとめ

家は日々私たちを雨風や紫外線から守ってくれています。
代わりに建物も日々劣化を進めているのです。劣化が進行しすぎると雨漏れなど起こり、直そうにも想定以上の修理費になってしまったりします。
お時間があればみな様もこの機会に住まいを点検してみてはいかがでしょうか。普段気が付かなかった変化が見られるかもしれません。人間も建物も健康診断で早期発見が健康を長く維持する秘訣です。少しでも気になられたら、健康診断ならぬ、外壁診断だけでもおすすめしております。

 

街のリフォーム屋さんでも外壁診断をおこなっております。

お悩みをお聞きしたり、状況をチェックさせていただきます。
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次回もお楽しみに♪

 

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★役立ち情報★

【実話】外壁塗装における悪徳業者の手口と対策

【冬到来】凍害を防ぐには?原因と対策

 

【保存版】地震保険の活用方法について

公開日:2022年3月17日
更新日:2024年8月10日

こんにちは。街のリフォーム屋さんです♪

ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます!
街のリフォーム屋さん代表の渡部 健(わたなべ けん)です!さて、本日の本題でございますが『地震保険の活用法』です。

地震保険タイトル
皆さま地震保険の活用方法はご存知でしょうか?!
実際に保険に加入しているにも関わらず、活用できている方は少ないようです。

地震保険は『建物が大きな損壊をした場合にしか適用されない』と、勘違いされている方も多いのですが、基礎や外壁のクラック(ひび割れ)など、軽微な被害でも地震保険が活用できる場合がございます!

 

■はじめに

そもそも、地震保険の対象部位は、屋根や外壁・基礎・柱や梁など、建物の「主要構造部分」が該当されます。実際に多い地震被害は外壁のクラック(ひび割れ)です。特に、モルタル外壁やサッシ廻りなどの開口部周辺が、被害が発生しやすいポイントですね!!

参考ページ:外壁のひび割れ【5種類】原因から補修方法について

地震保険にご加入されている方は是非ご活用頂ければと思うのですが、申請方法にもいくつかのポイントがございますので、下記に詳細を記します!

■地震保険の仕組み

■地震保険とは??

地震や噴火などの自然災害により建物などに損壊が発生した場合、火災保険の保険料の最大50%が保険金として受け取れる仕組みの保険です。地震が起因で起きた火災などは火災保険は適用外となるので、地震保険の加入をおすすめしてます。

■保険金の支払いについて

地震保険の保険金は、実際の損壊部分の修繕費ではなく、被害に応じて一定割合が支給される仕組みになってます。
割合①:全損  100%
割合②:大半損 60%
割合③:小半損 30%
割合④:一部損 5%

 

■申請方法

・ステップ1

【加入状況の確認。】
ご自宅に保管している保険証券にて、地震保険の加入状況を確認します。
※保険証券が見当たらない場合は、加入している保険会社に直接確認しましょう!

・ステップ2

【損害調査】
お家をご自身で丁寧に調査し、申請可能な損害を確認します。
(対象の損害例: 外壁や基礎部分のクラック(ひび割れ)、屋根板金の歪みなど)

★街のリフォーム屋さんでお手伝いができます!
保険会社が現地調査を行う前に、先行して屋根・外壁の調査を行い、地震保険が活用できそうな不具合を先にピックアップさせて頂きます!

その後、被害状況の確認や報告書の作成します。【無料です】
※軽微な破損でも地震保険の申請が可能です!
被害状況の写真を撮るなど、なるべくお早めの確認が必要です!
(地震保険は時間が経過してしまうと経年劣化と判断される可能性もございます。)

正直なところ、保険活用の可否は最終的には鑑定人による判断次第となってしまうため、当社で先行して調査を実施する効果は不透明ですが、お客様としては事前に地震被害状況を把握する事ができ、当社が作成した報告書も手元にあれば安心かと思います!

・ステップ3

【加入の保険会社へ連絡】
電話で被害状況の連絡をした後にスケジュールを調整の上、日本損害保険協会の調査人が現地に訪問します。

現地調査の際に調査員が請求に必要な書類を持ってきてくれます。多くの場合は、必要事項をその場で書類に記入しそのまま調査員に提出します。また、現地調査の段階で、おおよそ保険が支払い可能かどうか判明するケースがほとんどです。

 

・ステップ4

【保険金の請求・支払い】
火災保険の損害状況の確認は書類や写真で行いますが、地震保険は実際に現地を訪れて損害を確認するため、火災保険の請求よりも時間を要します。保険会社の審査が通ればお客様に保険金が入金されます。通常10日〜2週間ほどでの入金ですが状況により遅れることもあります。

・当社サポートのメリット

ズレた雨樋実際の例として、地震保険活用のため、当社へ先行して調査をご依頼頂いたお客様で、地震被害調査中に雨樋の歪みも確認できたため、一緒に火災保険の申請サポートをさせて頂いているお客様も多いです。

一度の調査で、地震保険だけでなく火災保険活用の調査もできるという事は、まさに一石二鳥です!

もう一つの効果としては、屋根・外壁塗装のお見積書も同時にご提出可能なので、地震保険活用の可否が決定したタイミングで、その後どのように対応するか、お客様がご予算計画を立てやすいというところもメリットかと思います!

というのも、火災保険や地震保険は実際に工事を行わなくても保険金だけ受け取る事が可能です!
結論から言ってしまえば、保険金の用途は自由であり、何に使ってもお咎めはありません!

なぜなら、保険というものは、保険料を支払う代わりに、契約内容で定められた事態が発生した際に保険金を受け取れるというだけの商品であり、保険金の用途を縛る決まりは一切ないからです!

したがって、保険金を受け取ってもそれを修繕に使わず、お客様が好きなように使っても問題は一切無いという事です!!

■その他

保険金が十分でないと思った場合、「そんぽADRセンター」という第三者機関に相談することができます。

そんぽADRとは?
一般社団法人日本損害保険協会が運営する、損害保険加入者の相談窓口です。専門知識のある相談員が、損害保険に関する様々な相談に対応しています。

また、そんぽADRは保険業法に基づいて指定紛争解決機関(金融ADR機関)に指定されており、保険会社とのトラブルが解決しない場合の苦情の受付や、保険会社との間の紛争を解決するためのアドバイス等を行っています。

↓をクリックで『そんぽADRセンター』のホームページを閲覧できます。
一般社団法人日本損害保険協会 「そんぽADRセンター」

■まとめ

せっかく加入している地震保険、この機会にしっかり活用しましょう!!
上記の『保険の仕組みについて』で記載した様に、火災保険は保険料の最大50%が保険金として受け取れる仕組みなっている為、決して十分な金額とはいえかもしれません。今加入している保険会社に相談し、特約や少額短期保険の加入も検討するのも一案です。
家を建て直す以外にも、保険金は住宅ローンの返済や生活費などの資金になります。被災した後、生活を立て直すための保険と考え有効に活用しましょう♪

 

地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました☺

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【押さえておくべき!】屋根の構造は知っていますか?

 

外壁のひび割れ【5種類】原因から補修方法について

公開日:2022年4月4日
更新日:2024年8月1日

 

こんにちは♪街のリフォーム屋さんです。
本日のテーマは『外壁のひび割れと補修方法について』です!


以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。

・外壁にひび割れは放置していいの?
・地震が原因でクラックが発生したが、どうすればいい?
・補修方法が知りたい!

すぐにでもお見積り依頼されたい方はお気軽にご連絡ください!もちろん相見積もり歓迎です♪

■ひび割れ(クラック)って?

外壁劣化の典型的な現象の一つ外壁の割れ目や裂け目を意味します。
街中を歩いていますと、度々目にすることがあるのではないでしょうか?
コンクリートやモルタルでは2~3年で発生してきます。
原因は気温と湿度の変化による、微量の膨張と収縮を繰り返しに追従できずにひびになる、というわけです。

サイディングなどの材質でも、地震などの外的要因でも発生します。また建物はもちろん、地球上に存在する物質は常に重力により力が加わった状態となっています。これが経年での歪みに繋がり、その歪みが他の部材に影響してひび割れを起こすのです。

■クラックの種類と補修方法

一言にひび割れと言っても、その太さで名称と補修方法が異なります。
適切な処理をしてあげなければ、補修の効果が薄くなってしまうなど懸念点が発生します。

 

ヘアクラック

およそ0.3mm未満のひび割れで、髪の毛のように細いひび割れの事をヘアクラックと呼びます。
主に表面の塗膜のみに発生し、状態としては初期段階で軽微なものです。

補修方法:微弾性の下塗り材でひびを埋めることが多いです。微弾性の塗料は追従性に優れ、今後の抑制にもなります。
場合によってはその塗膜の下の建材にもひびが入っている場合も(実は構造クラックの可能性も)ありますので、気になられたら業者へご相談してみてはいかがでしょうか。

 

構造クラック

およそ0.3mm以上のひび割れで、地震や地盤沈下などの大きな外的要因によって文字通り構造体にまで生じたクラックです。
貫通クラックとも呼ばれ、表面から奥の建材までひび割れが貫通しています。
ひびの幅も大きく、雨水が簡単に侵入し建物内部にまで影響を及ぼしてしまうため、早急な補修が必要になります。

補修方法:主に、樹脂をひび割れ箇所に注入し埋める方法と電動工具でひび割れ部分を大きくカットしシーリング材で充填する方法の2種類が一般的です。

乾燥クラック

湿式工法を用いたモルタル及びコンクリートに見られる、乾燥過程で発生するクラックです。
この材料の宿命といえる特性で、乾燥過程の水分揮発などで生じる収縮が原因です。

補修方法:微弾性の下塗り材を使用して上塗りの対応をします。

 

縁切れクラック

塗装工事が何かの影響で中断され、「前に塗った箇所」と「後から塗る箇所」の乾燥の程度差から材料同士の繋ぎ目部分にひび割れが発生します。
施工側が注意することで未然に防ぐことができます。

補修方法:基本構造クラックに準じ、電動工具を使用し、シーリングを用いて補修しますが、ひび割れ幅0.3mm未満の場合は微弾性の下塗り処理で補修します。

開口クラック

窓枠や扉など建具廻りの開口部周辺に発生し、開口の4隅から斜め方向に亀裂が入ります。
建具廻りは切り欠きが多く、揺れなどの力が集中するため揺れやゆがみの影響を受けて亀裂が発生します。
建物の構造上避けることが出来ず、構造クラックと同じく漏水原因にもなる為、早急な対応が求められます。

補修方法:開口部の造りによって対処法が異なります。

地震が原因のクラック

地震が原因のひび割れの場合、地震保険に加入していれば保証を受けれます。地震がおさまり落ち着いたら、自宅の周り点検しましょう。

■ひび割れ放置のリスク

・雨漏り:ひび割れから雨水が侵入し雨漏り
・凍害:冬場の湿度変化により膨張と収縮で次第に悪化してしまい、腐食してしまう可能性
・カビ発生:ひび割れからの水が侵入し湿気やすい
・建物の強度が弱まる:建物全体の劣化の進行が早まり、耐震性が低下

 

そのまま放置しておくと建物の構造体が腐食するなどして修理に多額の費用がかかったり、カビにより人の体にも影響してしまうこともある為、早めの対処が必要になります。

また、横方向にできたひび割れは雨が入りやすいので要注意です。放置せず、早急に雨漏りをしていないか業者に点検をお願いしましよう。

■まとめ

ひび割れの幅や深さによって、また建材によって補修方法や使用する材料が異なってきます。
適切な材料と工法が皆さまの住まいをキレイに修繕するコツなのです。
またあまりにも大きなひび割れは早急な対応が求められます。
お困りの際はまず業者への連絡をおすすめします。

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些細な事でもお気軽にお問い合わせください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました☺次回もお楽しみに♪

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【放置はNG】外壁劣化の原因を徹底解明

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【冬到来】凍害を防ぐには?原因と対策

こんにちは!街のリフォーム屋さんです♪
今回は「凍害」についてのお話です。

みなさんは『凍害(とうがい)』という言葉を聞いたことがありますか?
凍害とは凍結や寒さによって被害が生じることです。

果物や野菜での凍害被害はよく耳にするかもしれません。
しかし、外壁にも凍害があるのです。

外壁の場合、長年の凍害の繰り返しによって徐々に劣化し、気づいた時には大きな被害に繋がってしまう事もあります。
今回は凍害の原因や対策についてお話していきます。

外壁における凍害とは?

外壁のひび割れや隙間から入りこんだ雨水や湿気などの水分が凍結と融解を繰り返すこと起こる現象です。
水分は凍ると体積が増える性質があるため、内側から圧がかかり、隙間が広がります。
広がった隙間から、さらに水分が内部に入り込み、腐食や外壁材剥離などを引き起こします。

原因は劣化

凍害は外壁に水が浸入することで起こります。どうして水が侵入してしまうのか考えてみましょう。

外壁塗装の経年劣化

塗膜の劣化により防水性が低下すると、部材自体に雨水が浸み込み易い状態になります。
外壁の下地に水が浸透してしまうとカビや腐食の原因にもなります。

約10年で塗り替え時期となるのでメンテナンスが大切です。

シーリング材の劣化

外壁がサイディングボードの場合はシーリングの劣化も考えられます。
シーリング自体も気温差によって伸縮して劣化します。
劣化により剥離してしまい、壁とシーリングの間に隙間ができてしまい雨水が侵入してしまうのです。

耐久年数は5~10年となっていますので、点検・補修を行いましょう。

凍害が起こりやすい場所

・日の当たらない北側の外壁
・サイディングボードのつなぎ目のシーリングの隙間
・お風呂場やトイレ、キッチンなど湿気が多くなる水まわり
・アルミサッシの下
・バルコニー

日の当たらない北側の外壁は雨が降った際になかなか乾きずらく凍害になりやすい場所です。
アルミサッシの下も結露している時間が長いと外壁内に水が侵入してしまう事も多いです。

凍害は外壁の表面だけでなく内部に発生する為、注意して点検やメンテナンスを行う必要があると言えます。

凍害が起こると

実際に凍害が起こってしまったらどんな現象が起こってしまうのでしょうか?

・外壁のひび割れ

凍害の初期症状ではひび割れがみられます。
コンクリート内の水分が凍結・膨張した際にひび割れが発生します。
放置してしまい、凍結膨張を繰り返すことで、段々とひび割れが大きくなることもあります。

ポップアウト現象

ポップアウトとは、凍結による圧力にコンクリートが耐えられず、表面が飛び出すように剥がれていく現象です。
初期では小さな剥がれですが、進行が進んでしまうと大きな剥がれへ起きてしまいます。

スケーリング

ポップアウトが進行した状態です。外壁表面のセメントペーストが広い範囲で薄片状に剥離・剥落します。

凍害を防ぐ対策

上で話したように凍害の原因は外壁やシーリングの劣化により壁の内部に水が浸透してしまい発生しています。
壁の内部に水が浸透させないために予防をしましょう。ここでは大きく3つのポイントをお話します。

ポイント💡
・適切な時期に外壁塗装を行い劣化を防ぐ
・定期的な専門家の診断やセルフ点検で家の状態をチェック
・直貼り工法は通気工法にリフォーム

凍害は外部だけでなく、内部だけで進行していることもあり素人目では見るつけられない事もあります。専門家の外壁診断や外壁塗装を定期的に行うことが重要です。

セルフチェックをし、小さなひびなど気になる事があれば小さな修繕で済むこともあるので専門家に見てもらいましょう。

参考ページ:【放置はNG】外壁劣化の原因を徹底解明

また湿気が溜まりやすい直貼り工法の場合は、通気工法にリフォームする事がおすすめです。

直貼り工法は防水シートの上に直接サイディングボードを貼り付けているので隙間がありません。
通気工法は柱とサイディングボードの間に胴縁があるので、空気が通り湿気が乾燥しやすくなっています。
ご自宅の工法が不明な場合は業者に確認してもらいましょう。

この様に、ご自宅の状況に合わせたメンテナンスで大きな損害を生む凍害を未然にすることは可能なのです。

まとめ

壁内の水分が凍ることによって起こる凍害は、私たちが住む東北、北陸や北海道など気温が低い地域で起こりやすい現象です。

温度が平均的に高い地域は凍害のリスクは低いですが、近年気温が極度に下がるといったことがあります。
一度だけでも凍害が発生すれば外壁の劣化が進むので注意しましょう。

凍害は修復の費用が掛かり非常にやっかいです。その為にも定期的な点検やメンテナンスを行い、凍害を未然に防ぎましょう。
という事で、本日は『凍害』についてお話しをさせて頂きました!

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最後までお読み頂き、ありがとうございました☺

次回もお楽しみに♪

 

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手抜き工事を防ぐ【外壁塗装の基本】3度塗りを写真付で解説!

作成日:2021年3月26日
更新日:2023年10月16日

 

こんにちは!街のリフォーム屋さんです♪

本日は、『外壁塗装の3度塗り』についてお話しさせて頂きます!

■外壁塗装の基本、3度塗りとは?

皆さま、屋根・外壁塗装は3度塗りが基本という事をご存知でしょうか!?

お客様へお見積り内容のご説明をしていると、「えっ?3回も塗るのですか?」と驚かれる事があります。

 

■3度塗りの内訳は?

1回目: 下塗り(下塗り材1回)
下塗り塗料とは、外壁材や屋根材などの一番最初に塗る、塗装面を整えるための塗料です。
下地と仕上げに使う塗料との密着性を上げる、言わば接着剤のような役割を持つ塗料になります。

外壁塗装(下塗り)
外壁塗装(下塗り)

2回目: 中塗り(トップ1回目)
中塗りとは下塗りの次に行う、2段階目の塗装工程です。仕上げ塗りの1回目、というと分かり易いでしょうか。(実際に上塗り1回目とも呼びます)

仕上げは1回の塗布ではムラなどの塗り残しが出てきますので、仕上がりは美しくありません。
この後色塗り2回目の上塗りへと続いて行きます。

外壁塗装(中塗り)
外壁塗装(中塗り)

3回目: 上塗り(トップ2回目)
外観を決定づける工程であり、外壁の色ツヤがどう仕上がるかは上塗りで決まります。
中塗りと同じ材料を使い、中塗りでは塗り切れなかったムラなどの塗り残しを覆うように綺麗に仕上げていきます。

また、この塗装間に十分な乾燥時間も設けないといけないので、ローラーや刷毛を用いて3回連続で一気に塗るという意味ではございません!

■乾燥時間

当社でもよく使用している 日本ペイントパーフェクトトップの乾燥時間はどれくらいなのでしょうか?

出典:パーフェクトトップ|日本ペイント株式会社 (nipponpaint.co.jp))

決められた乾燥時間を守らないと重ね塗りをした塗料が密着できません。密着できない=塗膜が完成されず不具合が起きてしまう事もあります。

・剥がれ
・膨れ
・ヒビ割れ

剥がれやひび割れが発生すると雨漏りなどのトラブルが起きやすくなります。
品質を担保するには、やはり時間をかけた丁寧な施工が大切なのですね!

 

■裏話ですが…

ちなみに、少しだけ裏話をすると、3度塗りは手が抜かれやすいポイントでもあります(´;ω;`)
それは、中塗りの時点で、お客様に「塗装完了しました!」と言っても分からないからです。

プロでもしっかり見ないと手抜きに気が付けないほどです!

なので、基本は相見積もりを取り、良い塗装業者と出会う事が大前提ではありますが、手抜き工事を防ぐための簡単な方法を一つだけご紹介いたします!!

 

■手抜き工事を防ぐためには?

それは、”施工報告書”を毎日記入してもらうという事です!

作業報告書とは、お客様に依頼されたりした事柄を実施した際にどこをどのように施工したのかを伝えるための書類です。
今日一日の施工の記録が残っていればお客様としても安心ですし、塗装業者も身が引き締まると思います!

外壁塗装の作業内容としては大きく分けると5つに工程となります。
・足場組立・解体工事
・シーリング工事
・防水工事
・外壁塗装工事
・屋根塗装工事

さらに詳細に詳細に記載してある安心ですね。(写真は当社の実際の作業写真です)
・既存シーリング撤去

既存シーリング撤去
既存シーリング撤去

・プライマー塗布

プライマー塗布
プライマー塗布

・シーリング打ち込み

シーリング打ち込み
シーリング打ち込み

・ヘラ仕上げ

ヘラ仕上げ
ヘラ仕上げ

塗装業者としては”しっかり施工している事の証明”なので、記録を残す事は双方良い事ですよね(`・ω・´)

■まとめ

いかがでしょうか。外壁塗装の3度塗りはしっかりとした塗膜(塗膜についての詳細解説はこちら)を作るための基本です。耐久性を高かめ維持するためには、つど乾かして仕上げていきます。そのため塗装作業は1日では完成しないのです。

悪徳業者の手抜き工事は1日で仕上がる事もありますので、作業報告書は書いてもらうようにしましょう。

 

街のリフォーム屋さんでは?

高額な外壁塗装だからこそ、契約通りの適切施工が行われているかが大切です。
街のリフォーム屋さんでは、高品質施工の証しとして施工報告書を毎日記入しご提出。

お客様も、メモ欄にて工事へのご要望をご記入頂けるので、工事期間中の連絡帳としてもお使い頂き安心です。
当社のお客様とのコミュニケーションの記事もございます。コチラからお読みください。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!
次回もお楽しみに!!

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【そもそも外壁塗装って必要?】放置すると起こる…凍害とは?

公開日:2021年03月27日
更新日:2023年09月07日

 

こんにちは!街のリフォーム屋さんです♪

今回はそもそも「外壁塗装って必要なの…?」のお話です。

 

【そもそも外壁塗装って必要なの…?】

■外壁塗装の必要性

結論から申し上げると、外壁塗装はなるべくした方が良いです!

塗装=見た目をきれいにすると思う方が多いのではないでしょうか。
外観をきれいにする目的もありますが、それだけでなくお住まいを長く守ることです。

建物を塗膜(塗膜についての詳細解説はこちら)によって防水し、寿命を伸ばして大切な家を守りましょう。

■塗装が必要ない外壁

・タイル

・レンガ

2つの共通点として、雨風・紫外線に強く劣化などでおきる変色・褐色が起こりにくいです。
さらにレンガの耐用年数は50年以上となっており長持ちします。
塗装は必要ないですが、メンテナンスは行いましょう!

■塗装せず放置してしまうと

塗装が必要な外壁をずっと放置した場合、どのようになってしまうのか気になるところですよね!

・艶がなくなる

 ・変色
チョーキング現象

ひび割れ


美観が悪化するだけで特に生活に支障がない一方で上記のように外壁の不具合が進むことがあります。

屋根・外壁というものは、雨・風・日射・雪により経年劣化起きているんですね。

様々なお家の外壁診断をさせて頂いている、わたくし渡部の見解としては、特に「凍害」が厄介です!!
凍害が起きてしまうと、補修が必要になります。その費用は決して安くはありません((+_+))

凍害とは

屋根・外壁・付帯部の全てが同様なのですが、経年劣化により表面の防水性が低下すると、部材自体に雨水が浸み込み易い状態になります!

冬場ですと、その浸み込んだ水が凍結膨張する事で、部材が腐食してしまいます

それが「凍害」です(´;ω;`)

また、凍害が起こるのは外壁だけではないんです!家の中でも起こります。お風呂場、キッチンなどは湿気が外壁の内部に水を貯めやすいです。

■凍害が起きたとき

凍害は内部に発生した場合、素人の方が見てもなかなか判断できない事が多いです。
また外壁が剥がれ落ちてしまったなど、見える凍害であっても自分自身で処理をしようとすることは危険ですので専門の方に見てもらいましょう。

まとめ

外壁塗装は美観が良くなるだけでなく、むしろ建物を守るための防水性や耐久性を強化するために必要なものなのです!

そして、最近頻発している大地震に関しても、建物へのダメージは要チェックです!
特にモルタル外壁の場合、簡単に外壁のクラック(ひび割れ)が発生してしまいます。
そのような場合は、地震保険を活用しながら賢く修繕しましょう!
(地震保険の活用法についての詳細解説はこちら)

お家を健全な状態で長持ちをさせるには、やはり定期的なメンテナンス、外壁塗装が必須です!
放置をし過ぎて、上記のように屋根・外壁や付帯部の腐食、凍害など不具合が発生した場合、余計な修繕費がかかる事もよくあります(´;ω;`)

という事で、本日は外壁塗装の必要性についてお話しをさせて頂きました!

地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★

お問い合わせは→こちら←からできます。

最後までお読み頂き、ありがとうございました☺

次回もお楽しみに♪

 

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