作成日:2022年3月31日
更新日:2023年11月25日
こんにちは♪街のリフォーム屋さんです。
本日は『塗料の水性と溶剤(油性)ってなに??その違い』について徹底解説します!
目次
■そもそも塗料ってなに?
住まいを風雨や紫外線から守り、外観を美しく保つために非常に重要な役割を果たす外壁には、耐久性を維持するために定期的に外壁塗装を行う必要があります。
その時使用される塗料はどのような種類があるのでしょうか。
塗料は、「顔料」「樹脂」「添加物」のそれぞれ液体ではなく個体で構成しています。希釈材で溶かして(薄めて)壁に塗って乾かし、溶かした液体を蒸発させることで壁に密着させるというメカニズムです。
その希釈材(溶かす溶媒)によって、水性塗料と油性(弱溶剤・強溶剤)塗料との2種類に分類できます。
簡単に言うと、塗料を希釈する時にシンナーを使うか、水を使うかの違いです。
水性塗料とは?
水性塗料は「水で希釈して使う塗料」を指します。
※無臭ではありません、塗料独特の臭いが若干します。
水で希釈する為臭いや安全性の心配が少なく、最近の戸建塗装では主に外壁に使用されます。
以前は溶剤形と比べると耐久性や機能性がやや劣るとされていましたが、近年は技術開発が進んで品質が向上し、
弱溶剤塗料に匹敵する高性能な水性塗料が多数開発されたことから、近年の外壁塗装は水性塗料が主流となりました。
・メリットは環境優しいこと、乾く前ならば水で落とし易いこと。軒天や基礎などの呼吸する部位に適し、そして取扱い易く施工性も高い点です。
・デメリットとしまして、屋根・鉄やスチールなどの金属、樹脂素材に適さず溶剤塗料に軍配が上がります。
環境へ配慮した工事をしたい方にお勧めできるでしょう。
弱溶剤(油性)塗料とは?
弱溶剤とは、「弱いシンナーで希釈して使う塗料」のことで、トシン(塗料用シンナー)で希釈します。
弱いとはいえ、シンナーで希釈するため刺激臭がありますので、お客様自身はもちろん、ご近隣にも配慮が必要です。
海沿いで塩害の心配がある場合にもお勧めできます。
また屋根、鉄やスチールなどの金属、樹脂素材に適し、適応する下地の種類も豊富で多岐にわたります。
・デメリットは、軒天、基礎などの呼吸する部位には適さないことで、また比較的硬い塗膜を形成する為、地震などでクラックが発生しやすい点です。
塗面に光沢感が出ることも特徴になります。
強溶剤(油性)塗料とは?
溶解力の強いシンナー(ラッカーやウレタンなど)で希釈して使用します。
・デメリットは強いシンナーを用いて希釈することから臭気が強く、換気をするなど作業環境を整えなければ身体へ甚大な影響もあります。
また、溶解力(ものを溶かす力)がとても強く、塗ったときに以前の塗膜を溶かしてしまう為、弱溶剤や水性塗料を塗っていた箇所への塗り重ねには、テスト施工したり、適切な下塗り材の使用が必須となるなど取扱いも難しい塗料になります。
■どちらのがおすすめなの?
水性塗料は水で希釈する塗料、溶剤塗料はシンナーで希釈する塗料(シンナーの種類によってさらに強溶剤と弱溶剤に分けられます)です。
近隣の方やお子様、ペットなどへの影響が気になる方は、臭気が少なく安全性の高い水性塗料を。
耐久性に優れており光沢感のある仕上がりにしたい場合は油性塗料がおすすめです。
一昔前までは、圧倒的に油性塗料の方が耐久性が高く、水性塗料はほとんど使用されていませんでしたが、昨今では水性塗料の開発が進み、現在では耐久性や価格帯に大きな差はなくなりました。
そのため、下地の種類によっては水性と油性の両方を使い分けて使用することが推奨される場合もあります。
水性・油性それぞれにメリット・デメリットが有り性能や性質が異なる為、どちらが良いのか、ではなく用途によって使い分けることが重要です。
■まとめ
水性塗料と油性塗料の違いをメリットとデメリットを交えご説明させて頂きました。少し難しいお話でしたね。塗料の特徴を踏まえて納得いくまで業者と相談し、お客様の要望に適した塗料を選ぶことが大切なのではないかと思います。
街のリフォーム屋さんでは些細なご相談でも丁寧に回答させていただきます。
ぜひご連絡ください♪
最後までお読み頂き、ありがとうございました☺次回もお楽しみに♪
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