手抜き工事

works

外壁塗装初心者でもわかる!3度塗りの重要性と手抜きを見抜くポイント

作成日:2021年3月26日
更新日:2024年11月16日

 

こんにちは!街のリフォーム屋さんです♪

本日は、『外壁塗装初心者でもわかる!3度塗りの重要性と手抜きを見抜くポイント』についてお話しさせて頂きます!

以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。

・外壁塗装の基本が知りたい
・3度塗り省くとどうなるのか
・手抜き工事されない為の対策とは

すぐにでもお見積り依頼されたい方はお気軽にご連絡ください!もちろん相見積もり歓迎です♪

外壁塗装の基本、3度塗りとは?

皆さま、屋根・外壁塗装は3度塗りが基本という事をご存知でしょうか!?
「3度塗り」という言葉はよく耳にするものの、その意味や重要性を理解している人は少ないかもしれません。お客様へお見積り内容のご説明をしていると、「えっ?3回も塗るのですか?」と驚かれる事がよくあります。
今回は、外壁塗装初心者の方でもわかりやすく、3度塗りの重要性と、手抜き工事を見抜くポイントについて解説していきます。

3度塗りの内訳とポイント

三度塗りの種類はどんなものがある?

一般的な外壁塗装の塗装工程は、下塗り、中塗り、上塗りの3工程に分けられます。

1回目: 下塗り(下塗り材1回)
下塗り塗料とは、外壁材や屋根材などの一番最初に塗る、塗装面を整えるための塗料です。
下地と仕上げに使う塗料との密着性を上げる、言わば接着剤のような役割を持つ塗料になります。

外壁塗装(下塗り)
外壁塗装(下塗り)

劣化し痛んでいる外壁は塗料をスポンジのように吸い込んでしまう性質があります。そのため、上塗りからしてしまうと、上塗りの塗料が大量に染み込んでしまい、ムラができてしまいます。外壁の劣化が激しい場合、吸下塗りを2回塗布することもあります。

参考ページ:下塗りは重要です!【役割と種類をご紹介】

2回目: 中塗り(トップ1回目)
中塗りとは下塗りの次に行う、2段階目の塗装工程です。仕上げ塗りの1回目、というと分かり易いでしょうか。(実際に上塗り1回目とも呼びます)

仕上げは1回の塗布ではムラなどの塗り残しが出てきますので、仕上がりは美しくありません。
この後色塗り2回目の上塗りへと続いて行きます。

外壁塗装(中塗り)
外壁塗装(中塗り)

3回目: 上塗り(トップ2回目)
外観を決定づける工程であり、外壁の色ツヤがどう仕上がるかは上塗りで決まります。
中塗りと同じ材料を使い、中塗りでは塗り切れなかったムラなどの塗り残しを覆うように綺麗に仕上げていきます。

また、この塗装間に十分な乾燥時間も設けないといけないのでローラーや刷毛を用いて3回連続で一気に塗るという意味ではございません!

大切な乾燥時間

3度塗りは、外壁塗装の基礎的な工程ですが、単に回数を重ねるだけでなく、各工程間の乾燥時間や塗料の種類、施工方法など、様々な要素を考慮する必要があります
当社でもよく使用している 日本ペイントパーフェクトトップの乾燥時間はどれくらいなのでしょうか?

出典:パーフェクトトップ|日本ペイント株式会社 (nipponpaint.co.jp))

決められた乾燥時間を守らないと重ね塗りをした塗料が密着できません。密着できない=塗膜が完成されず不具合が起きてしまう事もあります。剥がれやひび割れが発生すると雨漏りなどのトラブルが起きやすくなります。
品質を担保するには、やはり時間をかけた丁寧な施工が大切なのですね!

3度塗りをしないとどうなるの?

3度塗りを省いたり、適切な塗料を使わなかったりすると、以下のような問題が発生する可能性があります。

チェックポイント💡
①塗膜の剥がれや膨れが起きる
②耐用年数が短くなる
③ムラが生じる

下塗りをしなかった場合、外壁と塗料の密着性が低いため、短期間で剥がや膨れができやすい状態です。
外壁の劣化は、建物を雨風から守るという本来の機能を果たせなくし、雨漏りなどのトラブルを引き起こす可能性があります。

また、外壁塗装が持つ本来の機能が発揮(防水性など)できないので、耐久性は本来の耐久性の半分も期待できないでしょう。下塗りは塗料が外壁材に吸い込まれていく割合を均一にすることで、塗装ムラを防止する役目も担っています。外壁の凸凹が残ってしまい、上手く塗装できないと美観も損ねてしまいます。

裏話ですが…

ちなみに、少しだけ裏話をすると、3度塗りは手が抜かれやすいポイントでもあります(´;ω;`)
それは、中塗りの時点で、お客様に「塗装完了しました!」と言っても分からないからです。プロでもしっかり見ないと手抜きに気が付けないほどです!

なので、基本は相見積もりを取り、良い塗装業者と出会う事が大前提ではありますが、手抜き工事を防ぐための簡単な方法を一つだけご紹介いたします!!

手抜き工事を防ぐためには?

それは、”施工報告書”を毎日記入してもらうという事です!

作業報告書とは、お客様に依頼されたりした事柄を実施した際にどこをどのように施工したのかを伝えるための書類です。
今日一日の施工の記録が残っていればお客様としても安心ですし、塗装業者も身が引き締まると思います!

外壁塗装の作業内容としては大きく分けると5つに工程となります。
・足場組立・解体工事
・シーリング工事
・防水工事
・外壁塗装工事
・屋根塗装工事

さらに詳細に詳細に記載してある安心ですね。塗装業者としては”しっかり施工している事の証明”なので、記録を残す事は双方良い事ですよね(`・ω・´)

まとめ

いかがでしょうか。外壁塗装の3度塗りはしっかりとした塗膜を作るための基本です。耐久性を高かめ維持するためには、つど乾かして仕上げていきます。そのため塗装作業は1日では完成しないのです。

悪徳業者の手抜き工事は1日で仕上がる事もありますので、作業報告書は書いてもらうようにしましょう。

街のリフォーム屋さんでは?

高額な外壁塗装だからこそ、契約通りの適切施工が行われているかが大切です。
街のリフォーム屋さんでは、高品質施工の証しとして施工報告書を毎日記入しご提出。

お客様も、メモ欄にて工事へのご要望をご記入頂けるので、工事期間中の連絡帳としてもお使い頂き安心です。
当社のお客様とのコミュニケーションの記事もございます。コチラからお読みください。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!
次回もお楽しみに!!

地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★


———————————————————
仙台市の外壁塗装・屋根塗装の専門店
【街のリフォーム屋さん】

仙台泉 外壁塗装ショールーム
➿フリーダイヤル➿
0120-341-853

📞電話番号📞
022-341-5508

⏰受付時間:10:00~17:00
※定休日:日曜・祝日

住まいのお困りごとはお任せください!!
宮城県仙台市泉区野村字新平山1-2 M-FACTORY 2F

☆関連記事☆

下塗りは重要です!【役割と種類をご紹介】

【適正価格を知る!】相見積もりをする理由|依頼時の3つのポイント

【家を守る】塗膜(とまく)の3つの大切な役割!

公開日:2022年4月4日
更新日:2024年10月26日

 

こんにちは♪街のリフォーム屋さんです。

本日は『家を守る!塗膜の3つの大切な役割』についてお話していきます!

外壁の塗膜
以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。

・塗膜って何?
・塗膜が剥がれるとどうなる?
・役割が知りたい

すぐにでもお見積り依頼されたい方はお気軽にご連絡ください!もちろん相見積もり歓迎です♪

■塗膜のメカニズム

『塗膜』とは、塗料によってできた膜の事をいいます。

塗料の成分は【塗膜成分】と【非塗膜成分】に分けられます。
塗料の成分のうち、顔料・樹脂・添加物が乾燥、硬化し塗膜になります。塗膜成分

塗膜のできる過程しかし、ただ塗料を塗ればいいだけではありません。

正しい施工方法、正しい塗料の量を使用することで塗膜の性能が発揮されます。

■塗膜って必要?

家や建物の外壁には、ほぼ何かしらの塗料が施されています。
塗装をしないことにより、見た目が多少悪くても、そのままの状態で過ごしている方も少なくないと思います。

さて、塗膜の大切な役割(効果)は大きく3つあります。

大切な役割💡

⓵建設物を保護する

⓶特別な機能の付加

⓷美観を維持する

詳しく解説していきます。

建物を保護する

何よりの本命の役割は、建物自体を保護するということです。
塗膜には建物(構造物や建材)を覆うように保護し、劣化速度を速めてしまう雨水・紫外線・熱におよるダメージから建物を守る効果があります。

特別な機能の付加

塗料の中には太陽を反射する効果をもつ【遮熱性】や、火災発生時に延焼を防止する【防火性】など『特別な機能の付加』を与えるものがあります。

屋根やカビや藻の発生を制御する【防カビ・抗菌性】、一般的に15年以上の耐久性がる【高耐久性】など高機能なタイプが存在します。

【特別な機能の例】

美観を維持する

塗装を施すことで、好みの色の建物に仕上げることができます。

使用する色によって周囲の風景と調和させたり、オリジナリティのある外観へイメージチェンジも可能です。
外壁塗装を行うことで新築当時の外観を取り戻すことができます。

■塗膜の劣化の過程

塗膜の劣化は10年ほどで起き、段階的に進行していきます。

劣化の過程

色あせ(変色)→チョーキング現象→ひび割れ(クラック)→はがれ

塗膜は紫外線や雨風などの原因で劣化していきます。

参考ページ:【放置はNG】外壁劣化の原因を徹底解明

はがれまで起きてしまうと外壁だけでなく建物自体の劣化につながってしまうので注意が必要です。

手抜き工事に狙われやすい工程

メカニズムでも述べた通り、正しい施工方法、適正な塗料の量を守る事で塗料に含まれている成分が乾燥、硬化し塗膜になります。
外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3工程で行うのが基本です。

参考ページ:【手抜きされやすい?】外壁塗装の中塗り・上塗りの注意点について

基礎知識を知らない方は少なくないでしょう。その為、悪徳業者は下塗りを行わないなど手抜きに狙われやすい作業です。

さて、手抜き工事が行われた場合どんな劣化が出てくるのでしょうか?

通常10年程度の耐用年数のはずなのに…

耐用年数よりも大幅に早く
・チョーキング現象が現れる
・光沢が低下している
・塗膜が剝がれている

仕上がりの違いがはっきりと出るのは2〜3年後ということが一番多い為、完成してすぐはわかりません。

もちろん、耐久性も弱っているため建物自体も劣化していきます。

■まとめ

塗料(塗膜)には「建物の保護」「特別な機能の付加」「美観の維持」の3つの役割があります。
その役割や効果を長期間に継続するには適切な施工が基本となります。

塗装を行う際、実は塗る作業は1回だけではありません。
基本的に塗装の工程は下塗り→中塗り→上塗りと3回は塗り重ねます。

どの工程でも適切に塗料が塗られている状態ならば、住宅を長期的に守ることができるのです。適正な塗装によって大切なご自宅の耐久性を維持していきましょう。

地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★

外壁について気になることがあれば、アドバイスいたしますのでご気軽にご相談ください。
質問やお問い合わせはこちらからどうぞ♪


最後までお読み頂き、ありがとうございました☺
次回もお楽しみに♪

———————————————————
仙台市の外壁塗装・屋根塗装の専門店
【街のリフォーム屋さん】

仙台泉 外壁塗装ショールーム
➿フリーダイヤル➿
0120-341-853

📞電話番号📞
022-341-5508

⏰受付時間:10:00~17:00
※定休日:日曜・祝日

住まいのお困りごとはお任せください!!
宮城県仙台市泉区野村字新平山1-2 M-FACTORY 2F

★こちらの記事もおすすめ★

【適正価格を知る!】相見積もりをする理由|依頼時の3つのポイント

【家の印象が変わる??】塗料の艶有り艶無しとは?

 

【実話】外壁塗装における悪徳業者の手口と対策

こんにちは、街のリフォーム屋さんです♪今回は『外壁塗装における悪徳業者の手口と対策』についてお話ししたいと思います。


以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。

・本当にあった悪徳業者の手口が知りたい
・契約前だが、業者に不安がある
・騙されない対策が知りたい

すぐにでもお見積り依頼されたい方はお気軽にご連絡ください!もちろん相見積もり歓迎です♪



このブログは、特にご両親やご年配の方々に共有していただきたい内容です。騙されて後悔する人を一人でも減らすために、この記事をぜひ拡散してください。

悪徳業者による被害の現状

訪問営業や点検商法による相談件数は年々増加しており、2020年には合計で1万4000件にも上りました。この数字は、悪徳業者の手口が依然として広がっていることを示しています。先日、実際にあった事例を紹介しながら、どのようにして悪徳業者から身を守るかについて詳しく説明します。

そもそも悪徳業者とは?

詐欺とは、騙して金品を奪う立派な犯罪です。(オレオレ詐欺、還付金詐欺など)
悪徳業者は実際に工事を行うものの、目的は利益のみであり、工事の質にはこだわりません。これが極めてグレーなゾーンであり、法的には犯罪と見なされにくいため、非常に厄介です。

一見良心的な業者のように装い、顧客を騙して利益を得る巧妙な手口を用います。特に、リフォーム工事や外壁塗装など、専門知識がないと判断が難しい工事において、このような手口がよく見られます。

悪徳業者の特徴

悪徳業者の手口は大きく3つのパターンに分類されます。

パターン①:不必要な工事を数十万円で見積もる

壊れていない屋根を修理するなど、必要のない工事を提案します。屋根のわずかな傷みを理由に、家が傾くなどの大げさな話を持ち出し、お客様を不安に手口も多いです。
悪徳業者の中には、点検するふりをして屋根に上り、ハンマーなどで屋根材を叩いたり、わざと屋根材を剥がしたりするケースがあります。

パターン②:後から追加工事を発生させる

初めの見積もりに含まれていなかった工事を追加で提案し、費用を増やします。
『ついでに〇〇もしませんか?』『せっかく足場もつけましたし…』など決まり文句で迫ってきます。

パターン③:格安の見積もりで手抜き工事を行う

安価な見積もりで契約を取り、実際には手抜き工事で利益を得ます。工事内容や使用する材料について、具体的に説明してくれないケースも多いです。

これらの共通点は不安を煽り急がせ、他の業者との比較されることを嫌がることや、金額は高額ではなく、安価で出せる程度の金額で契約を促すことです。

実際にあった事例

先日、あるおじいちゃんから急いで決めないといけないという相談がありました。訪問してみると、悪徳業者との契約を交わす寸前であることが判明しました。
上記の悪徳業者の手口と時系列で説明します。

【数年前】
屋根板金に異常があると訪問営業。全面足場で板金を修理。(パターン①)
『ついでに屋根塗装しませんか?』と提案があり、話につられて屋根塗装(パターン②)

【今回】
早期契約を迫った格安な外壁塗装(パターン③)

まさに今回は特徴3つがすべて当てはまっていました。

工事の実態と見積もり内容の問題点

工事の実態

数年前に塗装されたご自宅を点検させていただきました。

①縁切り不良による雨漏り

スレート屋根の塗装で縁切りが行われておらず、雨漏りの原因となっていました。

 

②塗膜の剥がれ

屋根から水が入り、塗膜が剥がれていました。これは高圧洗浄が不十分だった可能性があります。

 

悪徳業者の見積もり内容✖

・診断書なし
・外壁塗装80万円(税抜き)
・塗料の種類や保証の記載なし
・足場代無料キャンペーン
・シーリング工事の記載なし
・3万円の値引き、見積もり期限5日

これらの内容から、見積もりが非常に不適切であることがわかります。

適正な見積もり内容🔵

適正な見積もり内容としては、以下の点が含まれるべきです。

・外壁塗装120万円(シーリング工事含む)
・塗料の明記、保証付き
・下塗りの種類や方法の説明
・足場代含む
・見積もり期限1ヶ月、相見積もりOK

このように、しっかりとした内容であれば安心して工事を依頼できます。

当てはまったら要注意のポイント

以下の点が当てはまったら、悪徳業者の可能性が高いです。

ポイント💡
・屋根に異常があると言われる
・今なら安くできますと言われる
・使用塗料や保証の記載がない
・シーリング工事が含まれていない
・診断書がない
・契約を急かされる
・急な点検訪問がある

これらの点に注意し、契約を急がずに慎重に検討しましょう。

 

悪徳業者に騙されないための対策

対策1:屋根に異常があると言われたら

①屋根には上がらせない
②急いで契約しない
③2から3社の相見積もりを取る
④契約してしまったらクーリングオフや国民生活センターに相談する

対策2:安すぎるチラシや訪問営業に注意

①知り合いや家族に相談する
②ご年配の方はお子さんに業者探しを任せる

悪徳業者が増えている理由

超高齢化社会の進行により、ネットが使えない情報難民の方が増えています。また、老朽化した建物が増えたことで、悪徳業者が狙いやすい環境が整っています。これにより、悪徳業者が増えているのです。

まとめ

先日のおじいちゃんのケースでは、実際に工事の内容を確認し、不適切な見積もり内容を説明したところ、契約を保留にしてもらうことができました。年金暮らしの方々にとって、大きな金額を用意するのは大変です。安さに惹かれてしまう気持ちは理解できますが、しっかりとした業者に依頼することが重要です。

 

地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★

最後までお読み頂き、ありがとうございました☺
次回もお楽しみに♪
質問やお問い合わせはこちらからどうぞ♪

———————————————————
仙台市の外壁塗装・屋根塗装の専門店
【街のリフォーム屋さん】

仙台泉 外壁塗装ショールーム
➿フリーダイヤル➿
0120-341-853

📞電話番号📞
022-341-5508

⏰受付時間:10:00~17:00
※定休日:日曜・祝日

住まいのお困りごとはお任せください!!
宮城県仙台市泉区野村字新平山1-2 M-FACTORY 2F

【手抜きされやすい?】外壁塗装の中塗り・上塗りの注意点について

公開日:2022年3月31日
更新日:2024年7月29日

こんにちは♪街のリフォーム屋さんです。
本日は『外壁塗装の中塗り・上塗りとは?その違いについて』徹底解説します!


以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。

・何のために上塗りをする?
・注意点が知りたい
・手抜きが多い工程って本当?

すぐにでもお見積り依頼されたい方はお気軽にご連絡ください!もちろん相見積もり歓迎です♪

塗装工程について

外壁塗装を行う際、実は塗装するのは1回だけではないのです。

一般的に高圧洗浄で汚れを落とし、下地の劣化を補修していざ塗り始めるのですが、基本的に塗装の工程は下塗り→中塗り→上塗りと3回塗り重ねます。

外壁塗装工程
1. 足場の設置
2. 高圧洗浄
3. 下地処理
4. シーリング工事
5. 養生
6. 下塗り
7. 中塗り←ここ★
8. 上塗り←ここ★
9. 足場解体
10. 最終確認

※これらの工程は、建物の状態や使用する塗料の種類によって多少異なる場合があります。

下塗り・中塗り・上塗り(中塗り・上塗りは同じ塗料を使用する)とでは目的が異なるため、性質も別物になっています。

今回は仕上げの工程、中塗りと上塗りについてご紹介します。

中塗り・上塗りの役割

中塗りと上塗りは仕上げに使う塗料を指し、最終的に美観に関係し、メインの性能を持つ塗料になります。
計2回塗布することで、塗膜に厚みを持たせる目的もあります。

参考ページ:【家を守る】塗膜(とまく)の3つの大切な役割!

一度に厚く塗ってしまうとひび割れなど施工不良に繋がるため注意です。塗料にはそれぞれ1回の塗布量が決まっているのはそのためですね。
また一番表面になる塗装なので、「トップ」とも呼びます。塗装を行う際は必ず2回に分けて塗装することがメーカーでも推奨されています。また「塗布量」と「塗り重ね乾燥時間」は、塗料メーカーによって定められています。

中塗りとは?

外壁塗装(中塗り)
外壁塗装(中塗り)

中塗りとは下塗りの次に行う、2段階目の塗装工程です。仕上げ塗りの1回目、というと分かり易いでしょうか。(実際に上塗り1回目とも呼びます)

仕上げは1回の塗布ではムラなどの塗り残しが出てきますので、仕上がりは美しくありません。
この後色塗り2回目の上塗りへと続いていきます。

ポイント
・上塗りの密着性を高め、塗膜の強度を上げる
・下地との間にバリアを作り、外壁の保護を強化する
・上塗りの色ムラを防ぎ、美しい仕上がりを実現する

 

上塗りとは?

外壁塗装(上塗り)
外壁塗装(上塗り)

上塗りとは、中塗りが終わった後に仕上げの塗装として行う3段階目の塗装工程です。

外観を決定づける工程であり、外壁の色ツヤがどう仕上がるかは上塗りで決まります。
中塗りと同じ材料を使い、中塗りでは塗り切れなかったムラなどの塗り残しを覆うように綺麗に仕上げていきます。

この2段階目を行うことで、塗膜に十分な厚みを持たせることができるのです。
最終工程の仕上げ塗りですので、丁寧に塗布することが大切です。技術を問われる工程というわけですね。

ポイント💡
・外壁の見た目を決定し、建物の美観を向上させる
・外壁を紫外線や雨風から保護し、耐久性を高める
・防カビ、防藻などの機能を持たせる(塗料の種類による

 

中塗り・上塗りの注意点

外壁塗装において、中塗り・上塗りは、建物の耐久性や美観を保つ上で非常に重要な工程です。しかし、中には手抜き工事を行う業者も存在し、建物の寿命を縮める原因となることがあります。その手口や見分け方、そして注意点を詳しく解説していきます。

手抜きされやすい箇所

塗料の回数を減らす: 通常、中塗り・上塗りの2回塗りが必要なところを、1回に減らしてしまうことがあります。
乾燥時間を十分に取らない: 塗料が完全に乾燥する前に次の工程に移ってしまうことで、塗膜の密着性が低下し、剥がれやすくなります。
塗料を薄める: 塗料を水で薄めて使用することで、塗料の使用量を減らし、コスト削減を図ります。

これらの手抜き工事は、建物の寿命を縮め、早急な再塗装が必要になる可能性を高めてしまいます。
このような手抜き工事を防ぐためには、複数の業者に見積もりを取ったり、契約書の内容をしっかりと確認したりすることが重要です。

手抜き工事されないために

ポイント
①複数の業者に見積もりを取る
ご自宅の相場をつかみましょう。高すぎる見積もりや安すぎる見積もりに気づきやすくなります。
提案内容や使用する塗料の種類、保証期間などを比較検討できます。
②詳細な見積書を要求する
使用する塗料の種類、塗布回数、塗料のメーカーやグレードの項目が細かく記載されている見積書を要求しましょう。
③無料点検や診断を伴う業者を選ぶ
建物の状態をしっかりと診断し、最適な施工プランを提案してくれる業者を選びましょう。

手抜き工事されないためには、まず業者選びの選定になります。業者選びには十分注意し、信頼できる業者に依頼することが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。工事中は必要な手順を数多く踏んでいきます。特に上塗りは建物の外観を決める重要な工程です。
これらの注意点を守り、適切な塗料を選ぶことで、建物を長持ちさせ、美しい外観を保つことができます。
外壁塗装は高額な工事であり、手抜き工事によって建物の寿命が縮む可能性があります。これらの注意点を守り、信頼できる業者を選ぶことで、安心して外壁塗装を任せられるでしょう。
地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★

最後までお読み頂き、ありがとうございました☺

次回もお楽しみに♪質問やお問い合わせはこちらからどうぞ♪

———————————————————
仙台市の外壁塗装・屋根塗装の専門店
【街のリフォーム屋さん】

仙台泉 外壁塗装ショールーム
➿フリーダイヤル➿
0120-341-853

📞電話番号📞
022-341-5508

⏰受付時間:10:00~17:00
※定休日:日曜・祝日

住まいのお困りごとはお任せください!!
宮城県仙台市泉区野村字新平山1-2 M-FACTORY 2F

★こちらの記事もおすすめ★

【放置はNG】外壁劣化の原因を徹底解明

 

外壁塗装【手抜き工事】良くある手口例と施工中に確認すべきポイント

作成日:2021年4月1日
更新日:2024年7月6日

こんにちは!「街のリフォーム屋さん」代表の渡部 健(わたなべ けん)です!

本日は、“外壁塗装で起こりやすい手抜き工事例と施工中に確認すべきこと!!”についてお話しさせて頂きます!

以下のような悩みがある方はぜひこのコラムを参考にして下さい。

・外壁塗装で手抜きされやすい箇所が知りたい方
・手抜きされないための対処法が知りたい方
・なぜ起きてしまうのか気になる方

すぐにでもお見積りが欲しいという方はぜぎ当社にご相談ください!もちろん相見積もりもOKです♪

■はじめに

さて、普段ですが、お客様から外壁塗装のご相談を頂き、無事ご契約までさせて頂いた際に、「これで安心です。」とホッとされるお客様がほとんどです。

お客様としては、何社からも相見積もりを取り、やっとご契約まで完了したので、ホッと一息つきたいお気持ちはよく分かります。

しかし、私が声を大にしてお伝えしたいのは、「ホッとするのは工事が完了してからですよ!」という事です。
というのも、残念なことに、この業界は「手抜き」が多い事実がございます。

お客様も、外壁塗装に関してネットなどで情報収集をしていると、トラブルや手抜き工事の情報がたくさん出てくるかと思います。

■手抜き工事とは?

手抜き工事とは、するべき施工をしていない、いい加減な工事の事です。

・手抜き工事の例

私自身、様々なお家の外壁診断をさせて頂き、実際にそのような「手抜き」による不具合を目の当たりにする事は少なくありません。例としては、下記内容です。

①下塗りが入っていない⇒キレイに仕上がらない・耐久性の低下の可能性

下塗りは下地と仕上げに使う塗料との密着性を上げる、言わば接着剤のような役割を持つ塗料になります。下塗りをすることで外壁と塗料をシールで張り付けるように密着性を高めることで、耐久性を高めます。また、劣化し痛んでいる外壁は塗料をスポンジのように吸い込んでしまう性質があります。そのため、上塗りからしてしまうと、上塗りの塗料が大量に染み込んでしまい、ムラができてしまいます。

②エアコンホースカバーも一緒に塗装されてしまっている⇒カバーを取り外す際に一緒に塗料も剥がれてしまう
塗装する際、エアコンホースカバーも一緒に塗られている事が多いです。カバーを外す際に塗料でくっ付いてしまい外しずらく、無理に外してしまうと外壁の塗料もピリピリとはがれてしまうこともあります。他にもカバーの裏は塗られていないことも良く見られます。優良会社は取れる物は外して塗装します。

③シーリングが増し打ちされている(古いシーリングの上に施工されている)⇒重ねたシーリングが剥がれる可能性

基本的にシーリングは古いものを撤去し、新しいく打込む『打ち替え』がメインです。古いコーキングの上に施工しても新しいコーキングがうまく馴染まず、早々に剥がれてしまう事もあります。古いシーリングはひび割れや隙間ができてしまっていて外壁内部へ水の侵入の恐れがでてきます。

④見積もり内容の作業をしていない⇒耐久性・仕上がり・品質に大きく関わる

以上のように、自然的な不可抗力や人為的なミスではなく、残念ながら故意による不具合は多いです。

・手抜き工事に合わないための2つのポイント

手抜き工事に合わないためには、やはり優良な業者に外壁塗装を依頼することです。
(業者の選び方のコツはこちらをご覧ください)
外壁塗装工事の工程や施工方法は素人の方には難しく、途中の作業工程を飛ばされても気付かない事が多いです。
施工が始まってから確認するべき2つのポイントをチェックしましょう。

✅1日の作業工程の確認
契約したからと、安心せずにときどき現場を訪れて工程表と合っているか確認しましょう!作業工程や使用した材料の空缶の写真で記録をお願いするのも良い方法です。
不在にしてる方は作業日誌で施工状況の進み具合を把握できます。

✅完了検査で指摘
完了検査は乾燥後、塗装業者と施主が塗装の仕上がりをチェックして回ります。
・色ムラ
・塗残しがないか
・補修箇所は適切に施工されているか
・塗料が飛散していないか
施主から気になる点があれば、この時に質問しましょう。最終チェックの場となるので遠慮せずに伝えます。

・手抜き工事の原因

原因としては、建設業界の多重下請け構造や施工単価の引き下げ等、様々な要因があるのですが、このお話しは私が街のリフォーム屋さんを立ち上げたきっかけにも繋がり、非常に長文になるので、今回は割愛させて頂きます(笑)

正直なところ、確かに外壁塗装というものは100%の仕上がりは非常に難しいです。それは、全て職人の手作業だからです。

つまり、当社においても塗装後の不具合はゼロではないとう事です。

だからこそ当社では、アフターフォローによるお家のメンテナンスは特に大切にさせて頂いております。また、工事中は施工報告書も必ずご提出しております。他の投稿にも同様の記事を書いておりますが、「記録」を残すことは、お客様としても施工業者としてもとても大切な事です。

見積書と同じ施工はされているのか?

見積書はバッチリだけど実際にその通りの施工はされているのか?心配になりますよね。
上に記載しましたが、下塗りがされていない現場がよく見られます。
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りと3回の塗装が必要で、前の塗料が乾燥してから次の塗装をする事が大事です。

施工前
施工前
外壁塗装(下塗り)
外壁塗装(下塗り)
外壁塗装(中塗り)
外壁塗装(中塗り)
軒天塗装(上塗り)
外壁塗装(上塗り)
施工後
施工後

手抜き業者は乾燥を待たず、1日で三回の塗装を終えてしまったり、そもそも2回しか塗らない事も…そうすると耐久性などの品質の問題が起きてしまいます。
優良会社は必ず工程表を作成して、施工前にお客様にお渡しますので、工程表と見積書を見比べてみましょう。

■まとめ

手抜きがされない大前提として、お客様が「最低限の知識」を持っている事も必要かもしれません。

アフターフォローや外壁塗装の基本、その他業者選びの方法などは、過去の記事にもポイントを掲載しておりますので、外壁塗装をご検討中の方はご確認頂けると幸いです。

とは言え、お客様が”良い塗装業者”と巡り会うことさえできれば、その瞬間に様々な問題は解決されたと言っても過言ではないのですが…。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございました!
地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★

———————————————————
仙台市の外壁塗装・屋根塗装の専門店
【街のリフォーム屋さん】

仙台泉 外壁塗装ショールーム
➿フリーダイヤル➿
0120-341-853

📞電話番号📞
022-341-5508

⏰受付時間:10:00~17:00
※定休日:日曜・祝日

住まいのお困りごとはお任せください!!
宮城県仙台市泉区野村字新平山1-2 M-FACTORY 2F

★こちらの関連記事もおすすめ★

手抜き工事を防ぐ【外壁塗装の基本】3度塗りを写真付で解説!

【放置はNG】外壁劣化の原因を徹底解明

【実際にあった外壁塗装の”手抜き工事”とは…?】

【実際にあった外壁塗装の”手抜き工事”とは…?】


こんにちは!「街のリフォーム屋さん」代表の渡部 健(わたなべ けん)です!

本日は、実際にあった外壁塗装の手抜き工事”の実態についてお話しさせて頂きます!

正直なところ、このお話しをすべきか迷いましたが、現在の外壁塗装業界の実態の一部分を正直にお伝えする事も大切と考え、今回お話しいたします。

 

■実際にあった手抜き工事例

まず、実際にあった出来事の一例をお話しいたします。

以前、当社で外壁塗装をさせて頂いたお客様より、「親戚の家でトラブルがあったから外壁を見て欲しい」とご相談を頂きました。

早速お伺いすると、数年前に外壁塗装をされたそうですが、各所にて塗膜浮きの不具合が発生している状況でした。業者による手直しもされていますが、補修部分の色ムラも発生し、品質だけでなく見栄えも悪い大変な状況です。

 

屋根も確認すると、そもそも塗装された形跡がありません。塗膜が劣化した際に生じるョーキング現象(塗膜の粉吹き)まで発生しております。付帯部も未塗装でしたが、工事完了後に、「この部分は通常塗らない場所です。」と説明されたそうです。

ちなみに、屋根・外壁塗装の依頼先は、実際にお家を建築した会社でもある、誰もが知る「大手ハウスメーカー」です。

 

・問題点を詳細解説!

問題点お客様へ、塗装した際の状況を聞いてみると、下記問題点が浮上しました。

①午前中に高圧洗浄をし、午後には外壁を塗装していた。

塗装面の洗浄不足+乾燥不足。
(通常は屋根塗装からスタートするため、やはり屋根未塗装?)

②冬季で雪が降りながらの施工だったが、1人の施工で2週間で完了した。

塗装面が湿った状態で施工+工程省きの可能性有り。

まず、高圧洗浄ですが、一般的には丸1日かかるのが普通です。半日で終わる事はありえません。平屋などはもう少し早く完了しますが、今回のお家は2階建ての立派なお家です。

高圧洗浄が順調に進み、仮に早く終わったとしても、その後に屋根・外壁の乾燥時間を設ける必要があります。さらに、今回は冬季の施工です。塗装面が乾燥するまで普段以上に時間がかかるはずです。

またこの時期は、降雪による影響も大きいため、品質を担保するには普段よりも工期を長くする設定する必要がございます。よって、1人で2週間で工事が完了したという事も、少々違和感を感じるポイントです。

 

以上のように、お客様からのヒアリング事項を整理すると様々な状況が目に浮かぶのですが、恐らく「良い工事」ではなかったかもしれません。

取急ぎ、上記内容(手抜きの可能性)をお客様にお伝えし、大手ハウスメーカーに相談する事をおすすめしたのですが、その後お客様からアフターメンテナンスの進展があったとお聞きしたので、なんとか良い方向へ進んだようです。

・お役立ち情報

今回のお客様はアフターメンテナンスの進展があり安心しましたが、進展していくとは限りません。やはり業者選びは外壁塗装を成功させるための一歩となると思います。

当社のお役立ち情報として、記事を載せていますのでぜひご参考ください。

まずは業者の種類を知る!外壁業者の種類について

良い業者を選ぶ!業者選びのコツ!

適正価格を知る!見積もりを取る!相見積もりの重要性について

 

 

まとめ

以上のように、塗装業界には軽視できないような出来事もございますが、一方では利益度外視で一生懸命施工している職人もいるので、当然一概に判断するものではございません。

しかし、このような出来事が実際に発生しているという事も、頭の片隅に置いていても良いかもしれませんね。

 

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!!

地域のみなさま、街のリフォーム屋さんでもご相談お待ちしてます★

お問い合わせはこちらからできます。

———————————————————
仙台市の外壁塗装・屋根塗装の専門店
【街のリフォーム屋さん】

仙台泉 外壁塗装ショールーム
➿フリーダイヤル➿
0120-341-853

📞電話番号📞
022-341-5508

⏰受付時間:10:00~17:00
※定休日:日曜・祝日

住まいのお困りごとはお任せください!!
宮城県仙台市泉区野村字新平山1-2 M-FACTORY 2F